主演の銀さんの小栗旬くんと神楽役の橋本環奈ちゃんだけはビジュアルで納得できたけど、後の人達はなんか違う感が漂い、でも強烈な違和感というほどでもなく、まあ、こんなもんかと見に行きました。 原作やアニメの年齢設定より全員かなり年上にプラスされているんですね。 コスプレは流石のレベル。 本物っぽくないチープなCGは監督さんの意図的なものらしく、まあソコソコ。
ギャグパートは本当に面白くて、中盤以降はずっと涙を流しながら笑っていました。ドラゴンボールやワンピースはみんな解るんだろうけど、 オバQ、ドロンパ、シャア&ザク、ナウシカなど、若い人達は解るんだろうか? 笑いながら心配になりました。 私はドンピシャ世代なんです。 実写のチープ感が実に楽しかったです。
銀さんは変顔はあまりなかった気がするけど、 鼻ホジホジは橋本環奈ちゃんと同様にあり、二人ともかなりしつこくホジホジが描かれてました。ここまでしていいの? ホジホジとハジけた大量の変顔の環奈ちゃんは体当たり?の演技でしょうか。 環奈ちゃんは演技力はちょっと怪しいけど、素のままでも可愛いし、中国語訛りの喋り方もアニメの声優さんに負けず劣らず可愛かったです。
芸達者の役者達の中でちょっと演技が浮いていたのが菜々緒さん。 最初から最後までずっと怒鳴っていて難しい役でしたね。 何喋っているのかわからない部分もありました。 体の線がよくわかる衣装で、華奢なんだけどメリハリがないんだ。 と意外な発見。 もう少し肩幅を強調した衣装の方が良かったのでは。原作あるので難しいのかもですが。
ドラマティックパートのアクションシーンは私が興味がないだけでよくわかりませんが、ちょっと長かったかな。 迫力は満点だったと思います。 ラスト近くに泣かせどころがあったのですがそれはイマイチ。 伏線で兄妹の描写をきちんと描かなければ泣けないでしょ。
原作やアニメファンから相当叩かれている映画のようですが、私は4つ★くらいかな。 また見に行きたいとまでは思わなかったので。 テレビで放映されたらまた観ようかな。 熱狂的なファンより初心者の方が楽しめる映画ですね。
ラベル:映画