2018年08月28日

銀魂2 (実写版) ネタバレなし

 パート1同様、笑い過ぎて涙でた。 この映画は涙流して笑えるからスッキリ気持ちよくなれます! アニメだとここまで笑えないので、私には監督の福田組のお笑いが合っているのか? でも会場も大爆笑でしたよ! 大勢のイケメン達に目の保養をさせてもらえました。 パート1よりストーリーがすっきり流れて分かりやすかったです。 パート1はなんか漫画のいくつかの話を繋いでいて、切れ切れ感があったような気がします。 

 笑いどころはパート1の方があったような気がします。 ていうか、福田監督の作品が初めてだったので大笑いできたのかも。 パート1ではナウシカのコスプレが出てきただけで、おかしくて泣いていたけど、パート2はコスプレだけでは泣くまでいけませんでした。 そういう意味では後発の方が笑いのハードルは高いかも。

 後半はアクション&シリアスシーンの連続で、私的にはギャグパートをもっと見たいのですが、実写としての見せ場がなくなるのでしょう。 アニメや漫画なら何でも出来ちゃうので。 この監督の、泣き所というか感動シーンだけはイマイチ冷めてしまうんだな。 パート1もパート2も。 

 一番感心したのが、柳楽優弥くんのヘタレおたくのトッシーと土方の演じ分けでした。 どうなるのかな?と思っていたけど流石演技派。 子役の頃から演技に定評があっただけに、切り替わる瞬間が見事に分かります。

 吉沢亮君の沖田はすごく美形でイケメンなんですが、パート1から私の中の沖田のイメージとはちょっと違うのです。 二次元の可愛らしさは三次元では表現しづらいし、違和感は他のキャラにも同様にあるのですが、原作のキャラが立っているので、多少の違和感は原作のキャラクターの個性を演技で前面に出せば消えるんです。が、沖田はそういう意味ではキャラ的にちょっと弱いのかな。  でもストーリー的には主役の銀さんを食うほどの見せ場が盛り盛りですごくかっこよかったです。

 窪田正孝くんの万斉が万斉にしか見えなくて驚きました。 一番再現率が高いんじゃないか? サングラスのせいかもしれないけど、いやそれだけじゃない。 不思議です。 語尾の最後が必ず「~でござる」なのにお笑いにはならず、最初から最後まで超シリアスなのは演技力か? 声も渋くて良かったです。 運動神経がよいと評判だったので、アクションシーンもキマッてましたね。

 勝地涼くんの将軍の将ちゃんと夏菜のさっちゃんは今回の一番の楽しみでした。 期待通りのクオリティで二人とも熱演でハマリすぎ。 なのに悲しいことに出番が最初のちょっとだけで少なすぎる。 もっと銀さんとの絡みを見たかった。 次作に期待しますが、 早くて二年後でしょうか。 俳優陣がみんな売れっ子だし。
 
テレビ東京でパート1の放送してたみたいなんですが、 新潟では見られず悔しい。 ツタヤで借りられるのか? それともパート2をもう一度見に行くか? 悩むところです。
ラベル:映画
posted by ひろん at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

インクレディブル・ファミリー (ネタバレなし)

 凄く面白かった! 前作は全米アニメ史上興行 第一位というのに、日本での人気はなぜかイマイチなMr.インクレディブル。 14年ぶりのパート2、 前作がいかにも続編がある作りの終わり方だったので、待ちわびました! 前回と監督、音楽が同じ人で音楽が70年代スパイ映画風? 凄くカッコイイです。 凄く面白くて楽しくて元気になるインクレディブル・ファミリー、また見たいです!

 私が見た前作は字幕スーパーでした。 今回は最寄りの映画館が吹き替えのみだったんですが、吹替がかなりいい。 ほとんど前回のキャラの声を使っているようで、前回もかなり評判が良かったんですね。 黒木瞳さんのヘレンはドンピシャではまってたし、三浦友和さんのボブ役もかなりお上手でびっくりしました。 8年前のアリエッティのお父さん役があんまり上手じゃないなあと思ってたんですが、感情の起伏がない役だったからでしょうか。アメリカ人風というか、洋画の吹替風の喋り方が良かったです。

 この映画の魅力はキャラクターの魅力ですね。 怪力なんだけど子供やお年寄りにとても優しいお父さん、頭が切れてアクションも体も自由自在に伸縮するけど、正義と法律の狭間で自信を持って行動できないお母さん、スーパーヒーローなんだけど、育児と仕事の両立に悩むごく普通の人として描かれています。悩める普通の人と、アクションシーンとのギャップが凄い楽しい。 キャラクターが全員、脇役すら立ってて本当に愛すべき人達です。

 特に今作は女性陣が大活躍。 主人公はお母さんヘレンだし、娘のヴァイオレットも前作の陰キャ(陰気なキャラクター)から強くて逞しい女の子に成長していました。 ヴァイオレット役の綾瀬はるかさんも前作のくぐもった声から、お腹から発声している力強い声に変っていて成長を表現しています。 スーパーヒーロー衣装デザイナー役のエドナ・モードも大好き。 意識高い系芸術家だけど、セリフがイチイチ面白い。

 今作はエヴリンというかっこよくて魅力的な女性技術者が出てきて、ヘレンと本音の女子トークを繰り広げます。 聞いていて私は楽しかったのだけど、男性や子供はどうかな?

  パート1がテレビでやっていたので久しぶりに見ました。 見てから気づいた。 パート1のエンディングがそのままパート2のスタートになっていた。 映画の中で時間の経過がないなあ、と思ったけど、やっぱりその直後でした。

 個人的には次男ダッシュと赤ちゃんのジャックジャックが、もっと戦闘シーンで大活躍してほしかったのですが、ちょっと尺がたりなかったのでしょうか。 お留守番のジャックジャックとアライグマの戦闘はなんじゃそら?って感じで変です。 そこだけがちょっと残念でした。 


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ラベル:映画
posted by ひろん at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

ガンダム ジオリジン 激突ルウム会戦(ラストネタばれあり)

 ジオリジン五作目にしてようやく新潟上映になり、小躍りしながら映画館に見に行きました。 4作目までのツタヤの家のDVDとは全然違う、護衛艦等のメカの迫力、ナンバリングされたザクの集団の戦闘シーンなどの映像の美しさと音響効果にかなり驚き、酔いしれた100分でした。

 ファーストガンダム放送をライブで見ていた私ですが、ファーストガンダム映画3本とダブルゼーダまで。 あとはテレビシリーズのUCしか見ていません。 ジオリジンのコミックも未読。 だから冒頭のCGやデジタル画像処理の大画面に驚愕したのです。 技術の進歩って凄いなあ。だって手書きの頃としか比べられてないですから。 テレビ画面との迫力の違いはありますけど。

 安彦良和さんの絵が大好きで、古くはコンバトラーV(古すぎ?) アリオンやクラッシャージョウも大好きでした。 絵が好きすぎて、ゼーダが出た時、「これはガンダムじゃない」という脊髄反射的な拒否感が出てしまったおかげで、ゼーダ、ダブルゼーダと見たのは10年ほど前。 だから、安彦さんのジオリジンが出た時は、とても嬉しかったのです。 

 ジオリジンのキャラ設定で一点だけ嫌いなのが、ハモンさんとかアストライアとかキシリアさんとか、年増の女性陣の首が一様に太いこと。年増じゃないけど、ゼナ・ミアも結婚してから首が太くなってしまった。 最初のゼナとかセイラさんとかフラウとか、10代の少女の描き方は普通なのに、なんでだろう?

 激突!ルウム会戦のサブタイトルを、ルウム開戦にしておけば良かったのに。いよいよ戦いが始まるぞー!って時にいきなり画面が真っ白になって唐突に終わります。 映画を観ながら、時間がない、変だぞとは思っていたけど、まさかここで終わるとは!驚愕のラストシーンです。 いや、私は次も見るからいいんですが。 時系列的にジオリジンも次がラストでしょうし。あまりのラストに眩暈がしそうでした。 これだけはネタバレになってしまうけど、言いたい。

 ストーリーも注文をつければ数限りなくありますが、 あまり我儘も言ってられない。 シャアの池田さん、アムロの古谷さん、カイの古川さん、ギレンの銀河さんなど、昔懐かしい声優さんたちが昔の声そのままで安彦さんの絵で動いて喋っているのを見れるだけでも、感謝しなくては。 残念ながら代替わりしているキャラもたくさんいますけど、嫌悪感や違和感は感じないので、これは良しとせねば。  映画館での上映にあまりにも感動したので、次回ラスト?も絶対に映画館で観たいです。



  



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ラベル:映画
posted by ひろん at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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