2022年05月30日

絵本の読み聞かせは、わが子への学びのギフト

 絵本は楽しむものですが、同時に0歳児から5歳児(未就学児)への学びのギフトだと思っています。絵本を長年読んでもらうことで小学校一年生に上がる子が得られるちからを挙げてみます。

① 語彙力 豊かな言葉の数
② 表現力 自分の気持ちや経験や、様々なことを表現できる
③ 思考力 言葉を繋げて、新しい考えを組み立てる
④ 集中力 (学校の先生の)お話を集中して聞くことができる
⑤ 想像力 現実に見えないもの、抽象的な事柄のイメージ力(りょく)
⑥ 活字や本への親近感
⑦ 知的好奇心

 人間の脳は、4歳ごろには成人の8割の大きさになります。脳の土台の8割は4歳には完成しているのです。その土台に①から⑦までがないより、あったほうがよいと思いませんか?

 本人の資質もあるのですが、小学校で自発的にどれくらいの本を読むかで、中学、高校の成績が決まるのでしょう。本の読み方や思考力も関係するのかもしれません。小学校3年生ごろになれば、自分が興味がないことは自発的にやらなくなります。その前に読み聞かせをしてあげることが、わが子へのギフトだと思っています。

 電子メディア(動画やアニメ、映画など)には、身体や脳の発達に影響があるのではないか?という説もあります。お子さん、お孫さんのデジタル デトックスも兼ねて、絵本をぜひ読み聞かせてあげて下さい。

過去記事ですが、子どもを本好きにする方法
https://nanten505.seesaa.net/article/202105article_9.html

言語性知能の遺伝率
https://nanten505.seesaa.net/article/202103article_9.html



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2022年05月14日

子どもの頭が良くなる方法 (2)

 前回紹介した、読書スピード3倍速を目指すというクリエイト速読スクールのカリキュラムを、SEGという中高生の塾で1995年から取り入れています。

 能力訓練と言って5日間の研修があるようです。このSEGは2018年度の東大合格者が121名という、非常にハイレベルの塾です。速読スクールに通っている時にこの塾の存在を知って、私に子供ができたら、このカリキュラムを是非やらせてみたい、と思い続けていました。

 都心のスクールに通うのは不可能でしたから、ユーキャンで通信教育が可能と知った時、迷わず決めました。効果は私自身が良く分かっていたからです。

 息子には小五の2月からはじめましたが、スクールでは12歳以上が入会可能になっています。10歳、11歳はご相談くださいと書いてありますし、あまり幼すぎても速読の効果は出ないと思います。小学校で習う常用漢字が全部読めるようになってからが、速読の効果がアップするのでしょう。

 通信教育で孤独に勉強を続けるのは、大人でもとても大変です。この速読法は、レッスン内容が1回目から10回目、20回目、40回目と、内容が微妙に変わりますが、ほぼ同じ構成の同じパターン。回を重ねるごとに新鮮味はなくなり、本好きでも、退屈でマンネリズムの極致です。

 自分の読書スピードが上がれば、モチベーションアップにつながりますが、そうでなければ、やる意味を感じられないかもしれません。ちょっとサボってしまえば、たちまち元のもくあみです。

 実際うちの子は、高1の時に、あまりの単調さにギブアップしました。レッスンをやるのが苦痛とまで言っていました。そこまで言うのなら、とレッスンを止めましたが、本人的にはあまり効果を感じていず、かなり苦痛だったようです。

 SEGの研修のように、5日間くらいで集中的にこなす方がよいのか? 私にもよくわかりません。誰かと一緒にやるのはいいかもしれませんね。

 いろいろな速読法がありますが、速読を途中で挫折してしまった人もかなりいると思います。それ以上に、速読?胡散臭いと思う人はもっといると思いますが、スクール代表の松田さんが公式ホームページの代表挨拶でおっしゃっていますが、このカリキュラムは、頭の基礎体力作り、情報処理能力を鍛えるジムです。

 前回にも書きましたが、読書スピードを上げる結果を出すには、速読のテクニックだけでは多分駄目なんです。「読解力」がある程度のレベルまで必要。その「読解力」を作るのが幼いころからの読み聞かせだと思っています。両方、一朝一夕では得られないものです。

 前にも書きましたが、うちの子は趣味では一切本を読まないので、本好きではありません。

前回記事ですが、子どもの頭が良くなる方法
https://nanten505.seesaa.net/article/202205article_2.html

過去記事ですが、言語性知能の遺伝率
https://nanten505.seesaa.net/article/202103article_9.html

<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ - 松田 真澄
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2022年05月07日

子どもの頭が良くなる方法

 ユーキャンのクリエイト速読スクールの通信講座は、私自身が20代の終わりに、都内の速読スクールに通って、効果を凄く実感しました。頭の回転が速くなり、仕事などへの集中力が段違いに強く、効率的になれました。脳トレ、眼筋トレーニングに凄くいい!と自信を持って言えますが、これは20回、40回やらなきゃ効果が出ない、コツコツカリキュラムです。しかも一回一時間以上かかります。

 通信講座といえ、3万8千円、しかも1年間のみ有効と期間が短く、途中で挫折してしまうと、かなり残念な、お高い買い物です。ユーキャンは3ヶ月で終了と言っていますが、一回一時間以上、現在は変わっているかもしれませんが、全部で50回以上あると思います。よほど気合をいれてやらないと終わりません。

 都内など、利便性の高い場所にはスクールがありますが、通うとなるともっと高額になるはずです。社会人が自分で出すにはいいですが。

 私は幼稚園の頃から本好きなので、読解力が人並以上の?アドバンテージがありましたが、そもそも読解力が低い人は結果を出すのに更に時間がかかると思われます。

 でも、このクリエイト速読スクールのカリキュラムは、大人よりも子供にこそが、効果が倍増するのではないかと私は思っています。

 うちの子には、小5の2月から、1年間やらせました。ユーキャンの一回のレッスンを2回に分けて、1回は40分程度。添削は一年間しかユーキャンにやってもらえなかったので、有効期間内に添削してもらえたのは、レッスン35回分でした。残り20回は添削が間に合わなかったという結果でした。

 その後、ブランクが何度もありましたが、残りの20回プラスアルファを、自主学習のように高1の2月までやらせました。

 息子はこの春から大学生です。大学名は明かせませんが、「日東駒専」の中の文系学部です。上を見ればキリがありませんが、0歳児からの読み聞かせと、速読をやらせた効果が出たと、私自身は思っています。自宅で勉強しているのをめったに見ることがないくらい、まったく勉強をしない子でしたから。

 クリエイト速読スクールが、速読ジムという本を出していて、10回分のトレーニング教材がついてくるらしいので、そういうものでお試ししてもよいのではないでしょうか。私はこれらの本は読んでないのですみません。

速読ジム - クリエイト速読スクール
速読ジム - クリエイト速読スクール

<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ - 松田 真澄
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過去記事ですが、一日7分の絵本で子どもの頭はみるみる良くなる
https://nanten505.seesaa.net/article/201710article_3.html


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posted by ひろん at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする