2023年04月18日

運動脳(1) アンデシュ・ハンセン

 人類の認知機能や感情は、一万二千前から脳の使い方は変わらない。もちろん身体機能も変化はない。激変したのは生活習慣。原始時代の人間は、現代人よりもはるかに活発に動き回っていた。

 あなたの頭脳はプラスかマイナスか?

プラス 記憶力が優れている 集中力がある 教育水準が高い 飲酒や喫煙に対する自制力が強い 
マイナス かっとなりやすい 感情が不安定 過剰な喫煙 アルコールや薬物への依存が高い

 この2つのグループは、脳の使い方が正反対。プラスは脳の各領域の連携がスムーズに取れているが、マイナスは連携が見られない。 私たちは生活習慣によって、脳の使い方を決定する。プラスに向かうか、マイナスに向かうか。マイナスのゴールは認知症だ。

 運動をしたからといって、ストレスが根こそぎ取り除かれることはないが、運動することによってストレスをうまく制御できるようになる。運動したために、幾らか気分がよくなっているだけでなく、身体を活発に動かしたことでストレスに対する抵抗力が高まる。運動には抗うつ剤と同じ効果がある。

 特に有酸素運動が運動が脳細胞を損傷を守るBDNFを増やす。このBDNFは脳細胞同士のネットワークを強化し、学習や記憶の力を高める。海馬の細胞も運動によって増えるのが実証されている。

 以上引用でした。まあ、運動することが脳に良い、という精神科医のエビデンスつきレポートです。

今日の過去記事は、身体のセンサーを研ぎ澄ませ
https://nanten505.seesaa.net/article/493424211.html

運動脳 - アンデシュ・ハンセン, 御舩 由美子
運動脳 - アンデシュ・ハンセン, 御舩 由美子


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ラベル:健康
posted by ひろん at 12:58| Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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