2023年02月23日

ヒューマニエンス 疲労 捉えにくい生体アラーム

 細胞の疲労と脳が感じる疲労感は違う。人間は前頭葉が発達したために、脳が感じる「疲労感」を打ち消すことが可能になってしまった。目が痛い、腰が痛いなど、身体が痛みを感じている段階では、既に細胞の壊死は始まっている。

 運動の疲れは時間をかけずに回復しやすいが、精神的な疲労は、疲労の素のリン酸を外す酵素が少ないために、不快で長引く。

 栄養ドリンクは元気の前借り。タウリンなどの抗酸化物質が、肝臓の炎症性サイトカインをなくす働きがあるため、疲労感を感じるアラームが出なくなってしまう。きちんと休まないと、身体を壊してしまう。

 ビタミンB1が不足すると披露する。多く含まれるのは肉。

 HHV6というヒトヘルペスウイルスがうつ病を引き起こすメカニズムが解ってきた。ほとんどの人が持っている常在菌だ。うつの症状を
一部軽くする薬を今開発中。 HHV6がうつ病を引き起こすのは、生物学的な素因であって、悩みなどの心理的な要因とは別の問題。 なので、うつの中の一部の症状に対処する薬ということだ。

 唾液中のHHV6が、人の疲労を客観的に計測するセンサーになりうる可能性がある。疲労の量が可視化される時代になるといい。
指先の脈拍から自律神経の働きを捉え、計測するという機械は既にあって、企業などで使用しているケースもある。

 番組内容は以上です。脳が疲れを感じるアラームがちょっと壊れているのは過労死などでなんとなく分かっていましたが、身体が痛みを感じる段階では、細胞の壊死が始まっている、という話はちょっとショックですね。でも細胞だって、日々生まれているので、休めば元気な新しい
細胞になれるのでしょう。死んだら再生できない細胞もいますけどね。心臓とか。

 自分の疲労度が簡単に分かる機械があったら欲しいですね。

NHKドキュメンタリー ヒューマニエンス“肝臓” 毒と戦う勇者
https://nanten505.seesaa.net/article/202107article_7.html



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ラベル:テレビ
posted by ひろん at 12:13| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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