能力訓練と言って5日間の研修があるようです。このSEGは2018年度の東大合格者が121名という、非常にハイレベルの塾です。速読スクールに通っている時にこの塾の存在を知って、私に子供ができたら、このカリキュラムを是非やらせてみたい、と思い続けていました。
都心のスクールに通うのは不可能でしたから、ユーキャンで通信教育が可能と知った時、迷わず決めました。効果は私自身が良く分かっていたからです。
息子には小五の2月からはじめましたが、スクールでは12歳以上が入会可能になっています。10歳、11歳はご相談くださいと書いてありますし、あまり幼すぎても速読の効果は出ないと思います。小学校で習う常用漢字が全部読めるようになってからが、速読の効果がアップするのでしょう。
通信教育で孤独に勉強を続けるのは、大人でもとても大変です。この速読法は、レッスン内容が1回目から10回目、20回目、40回目と、内容が微妙に変わりますが、ほぼ同じ構成の同じパターン。回を重ねるごとに新鮮味はなくなり、本好きでも、退屈でマンネリズムの極致です。
自分の読書スピードが上がれば、モチベーションアップにつながりますが、そうでなければ、やる意味を感じられないかもしれません。ちょっとサボってしまえば、たちまち元のもくあみです。
実際うちの子は、高1の時に、あまりの単調さにギブアップしました。レッスンをやるのが苦痛とまで言っていました。そこまで言うのなら、とレッスンを止めましたが、本人的にはあまり効果を感じていず、かなり苦痛だったようです。
SEGの研修のように、5日間くらいで集中的にこなす方がよいのか? 私にもよくわかりません。誰かと一緒にやるのはいいかもしれませんね。
いろいろな速読法がありますが、速読を途中で挫折してしまった人もかなりいると思います。それ以上に、速読?胡散臭いと思う人はもっといると思いますが、スクール代表の松田さんが公式ホームページの代表挨拶でおっしゃっていますが、このカリキュラムは、頭の基礎体力作り、情報処理能力を鍛えるジムです。
前回にも書きましたが、読書スピードを上げる結果を出すには、速読のテクニックだけでは多分駄目なんです。「読解力」がある程度のレベルまで必要。その「読解力」を作るのが幼いころからの読み聞かせだと思っています。両方、一朝一夕では得られないものです。
前にも書きましたが、うちの子は趣味では一切本を読まないので、本好きではありません。
前回記事ですが、子どもの頭が良くなる方法
https://nanten505.seesaa.net/article/202205article_2.html
過去記事ですが、言語性知能の遺伝率
https://nanten505.seesaa.net/article/202103article_9.html
<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ - 松田 真澄
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ラベル:子育て