縄文時代、今までは、博物館に行っても土器のカケラとか石みたいな矢じりとかが展示してあって、イメージがイマイチというか、かなりどうでもよい位置づけだったのですが、最近私の中でちょっとしたブームになっています。
きっかけは、長岡市にある新潟県立歴史博物館。マネキンというか、人形で縄文の暮らしを展示しているのですが、その中の布を編む機械を初めて見た時、一万年前にこの機械を発明したヒトって凄くない?と思ったのが最初でした。
まあ、古事記に限りませんが、古今東西の神様の方々も服を着ておられるので、それを編む機械があったのは容易に想像できるのですが、布を編む原始の道具を見たのはそれが初めてだったのです。
編布編み機(あんぎん あみ機)とよみます。
この写真は青森県 三内丸山遺跡 縄文時遊館です。縄文人のかたち というサイトからお借りしました。
知られざる縄文ライフ 誉田亜紀子 著 より(誉田=こんだ は本当は難しい漢字なのでおそらく旧字体なのでしょう)
縄文人、彼らは稲作をしていなかった狩猟採集民族のはず。果たして何を食べていたのか?
春 山の幸 山菜、(こごみ、ふきのとう、わらび、ぜんまい)木の芽
海の幸 トド、アザラシ、イルカ はまぐり あさり
夏 山 ゆり根
海 マグロ カツオ シジミ
秋 山 栗 どんぐり 芋 ウサギ
海 サケ マス
冬 山 たぬき シカ いのしし 鳥
海 くじら
なんか一気に親近感というか、私たちでも食べられそうなものたちです。たぬきは私はノーサンキューですけど。雑食動物は臭いと聞くんで。あ、イノシシも雑食か。近年のジビエのイメージで美味しそうですね、イノシシは。
その他に、おそらく野草も食べていたに違いないです。食べられる野草も本当は探してみたいですが、今のところスーパーで野菜が購入できるので私の中で先延ばしになってます。
縄文時代って集落ごとにまとまって暮らしていたけど、組織は殆どなかったみたいで、長老はいたけど、身分の差はかなり緩いものだったらしいです。自給自足で必要な分だけ取ればいいので、貧富の格差はほとんどなく、平和な時代が一万年も続いたようですね。この平和な時代というのが、私的に実にポイントが高いです。教科書で習う人類の歴史は全て戦争の歴史なので。
過去記事ですが、関連する記事がないので、この記事にします。
海苔はスーパーフード
https://nanten505.at.webry.info/site/pc/preview/entry
知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!? - 亜紀子, 譽田, 康弘, 武藤
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2022年04月23日
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