2021年12月14日

「健康診断は毎年受けなくてはいけない」はウソだった 文春オンラインより

 新型コロナウイルス騒動や近藤誠先生の著書を読んだことで、健康診断にやや懐疑的になっていましたが、またひとつアンチ健康診断論を発見しました。

 アメリカの機関での「日常的に行われているが、患者に意義ある恩恵をもたらしていない検査や治療」のリストが、490項目にも及ぶのです。

 たとえば治療では、「風邪やインフルエンザに対する抗生物質」「75歳以上のコレステロール低下薬」「高齢者の不眠や不安に対する睡眠薬」などの項目が、患者にあまり恩恵をもたらしていない治療としてリストアップされています。また、検査では「骨密度の検査」「腰痛に対する画像診断」「PSA(前立腺がん)検診」などが、過剰に行われていると指摘されています。

 米国総合内科学会が「毎年の健診は害の方が多い」と断言していて、理由も書かれています。定期的に検診を受けても総死亡率は低下せず、
心血管病やがんの死亡率も減少していませんでした。つまり、健診を受けても、長生きにはつながっていなかったのです。他にも理由はありますが、下のリンクでご確認下さい。

 どんな人が検診を受けるべきなのかも書いてあります。一読をお勧めします。私自身はとりあえず今年度の検診は見送ります。あと4か月もありませんけど。血液検査だけはかかりつけ医さんでやってもらう予定ですが。

「健康診断は毎年受けなくてはいけない」はウソだった 文春オンラインより
https://bunshun.jp/articles/-/2063


過去記事ですが、近藤誠先生の著書のお話です。元気に長生きする習慣
https://nanten505.seesaa.net/article/202111article_5.html


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ラベル:健康
posted by ひろん at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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