医者に殺されない47の心得 近藤 誠 著 より引用。
① 救急の時以外は病院に行かない
これだけで検査のために放射線を浴びたり、無意味な手術や薬害で苦しんだりして亡くなるリスクがぐんと減ります。
② リビングウイル(終末期の医療・ケアについての意思表明書)を書き残す。自分が倒れた時の延命治療についての希望を明記し、家族に渡します。(下記 参照)
③ 転倒を防ぐ 年をとると体のバランスをとりにくくなり、カーペット段差にもつまづいて転倒骨折しやすい。そのまま寝付いて、一気に呆けることがよくあります。
階段の上がり降りはバランス感覚のよい訓練になるので、なるべく階段を使うことをお勧めします。ただし階段で転んだら元も子もないので、くれぐれも無理をしないようにし、必ず手すりを持つようにして下さい。
④ 呆けを防ぐ
呆けても「噛んで飲み込む」機能は保たれ、内臓も元気なので、ケアが行き届いているほど、10年、15年と生き続けることになります。家族を不幸にしないためにも、手足をよく動かしてボケを遠ざけましょう。
近藤誠のリビングウイル
私は今日まで、自由に生きてきました。64歳まで、好きなことに打ち込んで、幸せな人生でした。
そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。
今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。
すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。このまま命が尽きても、何も思い残す事はありません。
だから、決して救急車を呼ばないでください。
すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。つけられているなら、外してください
自力で飲んだり食べたりできないなら、無理に、口に入れないでください。
点滴も、チューブ栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、延命のための治療を何もしないでください。既に行われているなら、全て止めてください。
もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの、痛みを和らげるケアは、ありがたくお受けお受けします。
今、私の命を伸ばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。
私はこの文章を、冷静な意思の下に書き、家族の了解を得ています。一切の延命治療をしないで欲しい。この最期の願いをどうぞ叶えてください。
決して後悔しないことをここに誓います。
2012年12月7日
住所
自筆署名
証人署名
引用 終わり
過去記事ですが、この本からの引用の記事です。
しゃべって、笑って、食べて、歩くほど元気になる
https://nanten505.seesaa.net/article/202111article_4.html
医者に殺されない47の心得 必携版 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 - 近藤誠
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ラベル:健康