真の師は、自分の中にいる

　この言葉はなぜだか納得できました。ブログのネタに行き詰まるとネットでヒントをあさったりするのですが、いたずらに時間だけが過ぎていく。ようやく自分の中からテーマを見つけることができると、すらすらと文章が浮かんでくる。そんなことを何十回となく経験しているからでしょうか。

　この言葉は鎌田浩毅さんの著書の一生ものの超・自己啓発から。鎌田さんが師と仰ぐ方が亡くなられた後、自暴自棄になったり他人に八つ当たりしていた時期があったらしいのですが、師がおっしゃっていた、この言葉を思い出した時に、自分の両足で人生を踏みしめることができた、と語っています。

　あなたは、今世に必要なものを全て持って生まれてきました。あなた自身の核、ハイヤーセルフ＝高次の自我は宇宙の全てとつながっています、等々の似たような言葉をたくさん聞いてきましたが、胡散臭い、何言っちゃっているの？なんか信じられないんだよねー。と心の中で思っていましたが、なんかこの言葉だけは納得できるんです。

　前々回の自分の勘や直感に判断を委ねるお話にも何か通じるものがありますね。

　「真の師は、自分の中にいる」「我以外皆我が師」とセットにして大事に心の中にしまっておこうと思います。「我以外皆我が師」は吉川英治の宮本武蔵の作中の言葉だそうです。

　前々回の自分の勘や直感に判断を委ねるお話です。
　進むべきか、または退くべきか？　身体に聴け
https://nanten505.seesaa.net/article/202008article_5.html


一生モノの超・自己啓発 京大・鎌田流 「想定外」を生きる - 鎌田浩毅