2019年08月31日

ドラマ 凪のお暇(おいとま)の高橋一生が面白い

 主演の黒木華ちゃんを差し置いてヒロイン然としていて、主演男優賞を差し上げたいほど高橋一生のシンジの演技が素晴らしいです。彼女の前では怒鳴って恫喝してモラハラで、でも本当は彼女のことが大好きでメロメロで。好きな子の前では素直になれなくてイジメてしまう、「小学生男子かよ!」ってツッコミたくなる感じ。これが下手くそな俳優だと目も当てられないほど嫌みなキャラなんでしょうが、高橋一生だと可愛げが生まれてしまいます。

 高橋一生、映画の三月のライオンの林田先生役が大好きでした。大河ドラマおんな城主直虎の小野政次役も一途にヒロインを想う美味しい役でしたね。しかし朝の連ドラのわろてんかの伊能さん役で一気に嫌になりました。あれは脚本が悪かったのか、高橋一生の究極の無駄づかいでした。この人はチャラさというか軽さを演じるのがすごく上手いですね。素がそうなのか?わかりませんけど。軽いけど一途とか軽いけど情に厚いとか、そんなキャラクターの演技が光ります。

 いや、私の目の前に高橋一生が扮するシンジが現れても全力でお断りしますよ。モラハラなんて絶対嫌だ。中村倫也の女好きのゴンさんの方がまだ理解できる範疇かな。先週回で女たらしのゴンさんが凪への初恋を自覚しましたが、本当の恋を知った所で女好きも一生治らないと思います。私はやっぱり二人とも絶対嫌だ。でもドラマとしてはすごく面白い。中村倫也のセクシーな色気も見ている分には楽しい。ヒロインの凪も毒母に育てられたメンヘラの危うさを黒木華ちゃんが上手に丁寧に演じていますね。

 ラストはどうなるんだろう?とドキドキワクワクさせてくれる久々の恋愛ドラマですね。


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ラベル:テレビ
posted by ひろん at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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