2019年03月16日

翔んで埼玉を見にいった (小ネタばれあり)

 元埼玉県民なので見逃せない、と見に行きました。 原作は読んでないけどパタリロは連載時から読んでたのでお耽美なボーイズラブの世界観はなんとなく分かっていました。 いやあ、スゴク笑えた。 クスクス笑いと笑い泣き涙が止まらない。 ハンカチ握りしめて見てました。

 最初にウケたのが埼玉県人狩りの光線銃がドライヤーだったこと。 それからは埼玉あるある小ネタ満載。 埼玉発祥、山田うどん前の急ブレーキ停車、 TOBUとSEIBUのネオンがどどーんと光る埼玉県民の脳内そのままの池袋の夜景、熊谷ナンバーで首都高走るのなんかホント嫌発言。 でも埼玉だけではなく、横浜土産の崎陽軒のシュウマイの黄金のひょうちゃんがあったり、野田ナンバーの大八車が醤油臭い発言があったり。(千葉の野田にはキッコーマンがある) そんなご当地ネタがわかる関東の人は老若男女問わず見てほしいです。

 でも関東近郊の人じゃなくても大丈夫。 新潟での評判も上々ですよ。 見た人たちがすごく面白かったって。 居住地マウントって世界中どこでもあるので、みんな解るんじゃないでしょうか。 この映画は埼玉だけでなく、千葉や茨城や群馬も相当ディスられています。神奈川(横浜?)は都会扱いでしたけど。 でも東京ですら、田無や町田、西葛西とかネタにされていました。

 ガクトも二階堂ふみちゃんもがんばってましたね、代表作になったか?本人たちは嫌かもしれませんけど。ガクトは原作者魔夜峰央さんのご指名だそうでさすがの存在感です。 この役が他の人だったらここまでウケなかったかもしれません。 宝塚のような学校が浮世離れしていて笑えます。 いやいや、漫画パートの中に差し込まれるリアルパートも現実離れしていて滅茶苦茶笑えました。

 ブログを海にしたのは、海なし県民の憧れだからです。確かに20代半ばくらいまでは確かに夏=海だった。埼玉でこの映画見られるならもう一度見たいです。 埼玉愛? 郷土愛に溢れた映画でしたから、劇場が相当盛り上がるんじゃないかな、うらやましいなあ、埼玉在住の人は。 テルマエロマエの監督の方らしく、テルマエも見たくなりました。





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魔夜 峰央

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ラベル:映画
posted by ひろん at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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