人生へんろ、週刊四国遍路の旅(2005年3月~10月) 講談社刊に掲載された巻頭エッセイとインタビューをまとめた本です。 前回の本、老いのレッスンと同様に私の履歴書、という感じの生い立ちや最近感じたこと(タイトルがお遍路なのでスピリチャル系の話が多い)が30人分まとめられています)
五木寛之さん、私は見ていないけど、百寺巡礼という番組の宣伝の記憶がかすかにあります。 中尊寺出発の朝に急な腰痛(ぎっくり腰か?)に襲われ、訪問できないのも天命か?と思った次の瞬間、体が軽くなりそろりそろりと動くようになったとか。 結局中尊寺に行くことができたのだが、百寺巡礼へ見えない力に肩を押されているようだったと綴られています。
佐藤愛子さん 65歳から小説 「血脈」を12年間かけて描き上げる。 自分の厄介な家族、一族を理解し、愛するために必要な使命だった。 北海道の別荘で娘さんや手伝いの女性とともに様々な超常現象に襲われ、何人もの霊能者に会ったが、その一人に、豪農だった佐藤家に苦しめられた人の怨念を鎮めるためにあなたは生まれた。 と言われたそうです。
毛利衛さん 僕は宇宙飛行士になるという夢を二度も叶えさせていただいた。そのお返しをしなくてはいけない。環境が変わった時に挑戦する人たちをどうやってより多く育てていくかが、僕の使命の一つだと思っています。
以上、本から引用してみました。
天命とか天職、使命って自覚できる人って羨ましいなあ。 でも天命、使命って結局タダの思い込みなのか?名を成された人達が言うから重みを持って感じられるけど、それを言っちゃあ身も蓋もないかも。 じゃあこう言い換えましょうか。 「これは私がせねばならない」という信念を持って何かをすれば、それが天命になるのかもしれません。
この家に嫁に来たのは私の天命 (自営業なので)
息子の母になったのは私の使命
そう思えばこれからの私の運命は変わるのかな?
過去記事ですが、前回の同様の本 「老いのレッスン」から
エッセイを書くコツ (清川妙)↓
https://nanten505.seesaa.net/article/201809article_4.html

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ラベル:自己啓発