2018年03月21日

何かを飲むとき、むせてしまう

 頻繁ではないですが、水分を飲むときにむせてしまって、気管に入ることが昔に比べると多くなってしまいました。 若いころはめったになかったので、老化というか、加齢による嚥下力低下なんでしょうか。 今のところ固形物ではなく、液体のみですが。 年末、お付き合いでいお抹茶をいただいた時、緊張もあってか思いっきりむせてしまいました。 風邪?という冷たい視線も痛いし、恥ずかしいし。  これが進んで誤嚥性肺炎になったら本当にまずいなあ、と漠然と思っていました。

  誤嚥 嚥下でぐぐってみました。 自分では無造作に無意識にやっていた、”飲み込む”という行為は、実は複雑なステップとたくさんの器官、機能を使ってやっていたことに目から鱗でした。

 舌を動かし、下顎を使い、咽頭が上がり嚥下反射で0.6秒で送り込まれる。 食道が閉鎖して、気道への逆流を防ぐ。 私の場合どこの部分が加齢で弱くなっているのかもよくわからないけど、まあ、もっと重症というか嚥下に問題あるお年寄りでも素人ではどこが悪いのかわからないみたいです。

 老人ホームで行われているであろう嚥下体操は、首・肩・口・頬・舌・発声練習などかなりの時間をとる。面倒だなあ。

 カラオケがいいよ~と井戸端会議で年上のお姉さまに教えてもらったけど、歌うことが嚥下力強化につながるという効果は科学的には証明されていないらしい。 まあ、あれだけ複雑な飲み込むという動作、人によって何が原因か、千差万別なんでしょう。 歌うことが、ある人には効いて、ある人には全く効かないなんてこともありがちだろうなー、と思います。

 嚥下力強化には効かなくても、歌うことは別の効果がありそう。 息を吸ったり吐いたり、肺に力が付くとか。 声が長く伸ばせたりすると、喉も使うし。 脳機能の回復とか認知症に良いとか、ストレス発散とか。 何か歌おうかなあ。
ラベル:健康
posted by ひろん at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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