アメリカのペンシルバニア州に住むジャックとアニーの仲良し兄妹が森で不思議なツリーハウスを見つけます。それはタイムマシンで、二人はタイムスリップしては太古の世界に行ったり歴史上の人物に会ったり一緒に大冒険をしたりします。 ジャック8歳、アニー7歳なので、対象年齢は小学校二・三年生なのでしょう。
先日紹介したミルキー杉山を三年生初めになっても読んでいたうちの男子ですが、これは絵が多いし、一年生レベルの文章をもう少しステップアップしてほしい。その時彼がハマっていたのはミルキーとタンタンの冒険。
タンタンは漫画なんです。私はまったく面白くないのですが、何度も映画になっているし、熱狂的なファンはいるのでしょう。 漫画がいけないって訳じゃないけど、文章を読んで映像を頭の中に描けるようになってほしかった。 私は小学校入学前から苦も無くできたのですが、当時の彼には難しかったようです。 絵の少ない本は嫌いでした。 だから、手当たり次第にいろいろな児童文学を読み聞かせていました。
このマジックツリーハウスのジャンルはファンタジーか?ヒストリカル・フィクションと言ったところ。 私がたまたま読んだ、モーツアルトと魔法の笛という本では、えー?なんか史実と違う・・・と思った記憶が。 どんな部分だったか忘れましたが。
息子がハマってくれた翌年にアニメ映画が公開されたので見に行きました。 作者のメアリー・ホープ・オズボーンが日本版のオリジナル挿絵を気に入ってくれたおかげで、アニメのキャラデザインに採用されたので、本のイラストとアニメが一緒で子供にはすんなり受け入れられたのでは。
映画は大人でもまあまあ楽しめました。 4つの作品が使われていたので構成上ちょっとブツ切り感がありましたが。 低学年向けなのでそもそも一話が短いんでしょうがないのでしょう。 恐竜の王国、 黒い馬の騎士、 ポンペイ最後の日、 海賊船、の4作品です。 恐竜の王国とポンペイ最後の日は映画も解りやすかったんですが、他の2つはどんな話だったか記憶にない。
うちは一巻 恐竜の谷と黒い馬の騎士の2つのお話が入っているのから読み聞かせました。 恐竜はやっぱり子供受けバッチリですね。 シリーズは14冊目までは一冊に2話ずつ入ってます。 アニメを先に見せて、一巻を読ませてもよいかも。
シリーズは42作目。 シリーズのお話を掘り下げる探検ガイドシリーズもあります。 お子さんがハマってくれれば社会科好きになれるでしょう。 出版社のメディアファクトリーのホームページでジャックとアニーの旅先を地図で見ることができるので、世界地図にも興味が湧くのではないでしょうか。
過去記事ですが、ミルキー杉山の名探偵シリーズのお話です↓
https://nanten505.seesaa.net/article/201710article_9.html
マジック・ツリーハウス 第1巻恐竜の谷の大冒険 (マジック・ツリーハウス 1)
KADOKAWA/メディアファクトリー
2002-03-26
メアリー・ポープ・オズボーン
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