2017年05月24日

病気にならない神経クリーニング

 タイトルを見て、なんのこっちゃ?かもしれませんが、自律神経失調症ぎみを自覚している私は、私に必要な本だ、とピンときました。 読んでみると腑に落ちること、納得できる、誰にでもあてはまることばかり。 病は気からとも言うけど、精神論だけでも病気は治らない。 神経こそ、心の正体。 心の平穏が体を健康にする。 科学的に証明するのは不可能かもしれませんが、しごく当たり前のことですよね。

本書より、 
 加齢とともに自律神経が老化すると、一層そのバランスは崩れやすくなり、高血圧や夜中の頻尿、更年期障害ど、様々な不調がますます頻繁に表れます。 神経の老いを加速させる、「つまり」「漏れ」「流れすぎ」は、使わない神経が怠けて回路がさびついている、または”神経”を通じて届けられるはずのものが届かない2つの状態。 言い換えれば怠けている神経を起こし、届けるべきものを届ければ神経は自ずと若返ります。 

 著書の神経クリーニングとは、顔もみ(マッサージ)と姿勢正し。 理由は顔と首、背骨には神経が集中してるからなのだそう。 マッサージの方法とストレッチのような運動がいくつか紹介されていますが、数はそんなに多くないです。全部で10個。 本書の前半半分は体の不調の原因は神経の総論、各論、神経トラブルのサンプル等々でした。

 本書の後半はマッサージ、ストレッチと、神経を若返らせるのに役立つ習慣。 その中に、”五感を研ぎ澄ます”があり、感覚神経を繰り返し刺激することで神経の流れがよくなり、、通りが良くなれば脳にたくさん情報が入ることになるので、脳が活性化する。 五感を研ぎ澄ますことは、体と脳に悪い訳がない。 認知症に効きそうですね。問題は何をするか? いや、何もしなくても、日常生活だけで、五感を研ぎ澄ますことは可能なんですけど。
 
 あと、笑いは健康によい、と最近至る所で目にしますが、心と神経にも効くとのこと。まあこれも、体と脳に悪い訳がないのは五感と同様です。 私自身は最近努めて笑っていないので、落語かきみまろのDVDでも借りてこようかな。と思いました。

 顔もみ、やってみましたが、顔がほぐれて気持ちよく、頭がスッキリします。 最近、顔層筋マッサージをさぼっていたのですが、この顔もみは癖になりそうで、続く予感がします。

10日経ちました。顔もみだけですが、毎日2回ほどやっています。 イライラすることがかなり減りました。 五月中旬に風邪を引いたら、イライラがMAXになり、体調が悪いとこんなにイライラするなんて、年寄りになったらどうなってしまうんだろう。 と不安になっていましたが、 顔もみを始めたら、イライラ度が風邪の時の1/10位にになりました。 お勧めです。

過去記事ですが、自律神経失調症と首のコリ
https://nanten505.seesaa.net/article/201703article_4.html


同じく過去記事 私流 顔層筋マッサージ
http://nanten505.at.webry.info/201612/article_2.html

  
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ラベル:健康
posted by ひろん at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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