聖の青春の原作が好きで、映画も見に行きました。 私は将棋は小学生の頃少しやったことがある程度。息子は将棋のルールは知っていますが、そんなに場数はこなしていないけど、将棋の映画なら・・・、と付き合ってくれたので見に行きました。
私は原作もアニメも見ていないのでこの作品は映画が初めて。 映画を見に行くか迷っている時に、原作やアニメの画像を見て、なんか神木君とイメージが違う。 もっと童顔で年相応の可愛い子が良かったのでは。と思いました。 ヒロインのひなたちゃんは年齢はOKですが、二人とも顔が面長。
そして、映画を見ての感想ですが、 川本家と零くんの関わりが、謎でした。 美味しいごはんにつられる零くんはわかりますが、川本家が零くんの世話を焼く理由がわからない。 導入部分は???でしたが、中盤から後半の将棋の対局はまあ楽しめました。 対局シーンはほとんど役者の顔芸で、んなわけないだろー、とついツッコミたくなりましたが。
零くんの家庭環境などは同情できる部分もあり、まあ、映画としては面白いといえば面白かったかな。 なんか欲張りすぎというか、詰込みすぎな感じもしましたが、原作があるのでしょうがないのでしょう。豪華な俳優陣も対局シーンは凄かったけど、一人一人にフォーカスを当てる時間的余裕がなく、もったいないな、と。 人に勧めなくてもいいか、 でも後編の予告を見るとやっぱり気になるし、後編も行くことに。 おそらく前半だけでは作品としては未完成なんだろう、と思いました。
神木君は面長だけど、中性的なホワンとした雰囲気が少女漫画チックでよかったです。大人なのでちょっと高校生役は苦しい気がしますが、演技はすごく良かったと思います。
個人的なお気に入りは林田先生役の高橋一生さん。 友達のいない零くんの昼休みの屋上のボッチ飯に付き合ってくれる。いつも軽いノリなんだけど、零くんのことを気遣ってくれるナイスガイな先生。原作はわからないけど、映画の林田先生は大好きです。
まだ前編も上映しているようですね。 一気に見るのは大変だけど、我慢して前編見ると後編が楽しめますよ。
速読の先生が言っていましたが、将棋の世界って人口とレベルがピラミッドではなく、Tの逆。 底辺がほとんどで、レベルが上の人がすごく少数なんだそうです。 現実世界でも、羽生さんが出てきた時もすごい人が出てきたな。と思っていたけど、中学生棋士の藤井聡太四段という破格な存在がこの映画と同じタイミングで羽生さんを負かしたのもすごい偶然ですね。将棋界のスター誕生といった感じで、これからが楽しみです。
過去記事ですが、映画 「聖(さとし)の青春」の感想です。
https://nanten505.seesaa.net/article/201612article_4.html
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ラベル:映画