同居の義理の母のアルツハイマーの病気が明らかになって4年目。現在79歳 要介護2です。 自分のことは自分で辛うじてできるレベルですが、5分前のことは忘れる。トイレのドアが開いていても平気。平気ですぐばれる嘘をつく。入浴や洗髪、洗濯は自分ではやらなくなりました。入浴はデイサービス(準備は自分ではできない)、洗濯は私が言えばやれるレベル。コタツやファンヒーターなどの設置もできなくなっています。
どんどん何もできなくなる義母を見ていると、自分の物忘れが恐ろしくなりました。私の場合、人の名前が出てこなかったり、スケジュールを度忘れしたりというレベルでしたが、この人みたいになるのは嫌だと、手当たり次第にアルツハイマー系の本を読んでいたらこの本に出会いました。
メモ書きしていたので引用します。 以下引用
「書くことの好きな人には比較的痴呆が少ない。絵を描く、小説や俳句や短歌などや、歌ったり楽器演奏をするというアウトプットは興味や向き不向きによって誰にでもできることではありませんが、誰にでもできるのが、気配りです。日常的に心がければ誰にでも可能な脳の活性化なのです。 あるいは手紙や日記を書くのも気軽に取り組めるアウトプットと言えるでしょう。」
「他者への配慮とは、すなわち、周囲を見てその場に応じた配慮をするという、インプットとアウトプットがバランスよく行われてこそ可能なものなのです。 他者への配慮、気配りに欠けた生活態度はインプットとアウトプットを怠って生きている証であり、それゆえアルツハイマー予備軍と考えざるを得ないのです。」 引用終わり
他人への気配りがちょっと面倒に感じていた私にはガツンと叱られた気分でした。 気配り上手にずっと憧れてきましたが、若いころはさぞかし上手だったかといううとそんなでもなく。 しかし、下手くそな気配りでも、年齢とともに劣化するのは避けなければいけません。
アウトプットは何かせねばならないぞ。読書ブログを書くのも人生の折り返し地点と考えれば悪くないかな。と思うようになったのです。
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ラベル:健康 人生を変えてくれた本たち