2023年07月15日

チンパンジーにさぐる音楽の起源

 チンパンジーに、パントフートという独特なリズムの発声があります。これが人間の歌や合唱の起源なのかな?という感想を持ちました。

 「フーホーフーホー」という独特なリズムの発声です。一匹が声を上げ、だんだんリズムを早めると、遠くにいた仲間たちがホーホーと声をあげ、加わってくる。一緒に声を合わせることで仲間を確認しつつ、結束を高めている効果があるそうです。

 踊るチンパンジーもたまにいます。雨の降り始めや滝の音に反応して、体をリズミカルにゆらしたり、枝をゆすったりします。レインダンスというそうです。チンパンジーが持つ感受性の現れなんだそう。

 チンパンジーに演奏ができるか?という実験もされています。チンパンジーは、メトロノームの音に合わせて、ピアノの鍵盤をたたくことができる。

 これは、個々のチンパンジーのもつ自分のリズムに、メトロノームが近いと合わせやすい。キーを叩くテンポに個体差があるそうです。

 生き物は不思議 京都大学ヒト行動進化研究センター 服部裕子氏のレポートより引用しました。

 前回にも書きましたが、これらのチンパンジーの、リズムをとった声出しや、足を動かすステップをするしぐさが、人間の舞踊や合唱の起源なのでしょう。

 前回にも書きましたが、服部氏は、私たちの社会は声や動きを合わせることによって、相手に親しみを感じ、相手を助けたりする行為が増えると言います。人間のダンスや民族舞踊、合唱にはそういう効果や目的があるのですね。

 人間にも個々に自分のリズムがあると思います。私は西洋の民族音楽が好きなのですが、同じジャンルの音楽を好きな人とは、仲良くなれる確率があがります。音楽の趣味が合う人と話が合いやすいのは、自分が持つリズムが近い人同志だからではないでしょうか。


今日の過去記事も前回と同じ、ダンス、人はなぜ踊るのか?
https://nanten505.seesaa.net/article/202103article_7.html

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posted by ひろん at 12:22| Comment(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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