2023年07月04日

動物は鏡の自分がわかるのか?

 えー、当たり前に分かるでしょ?って思っていた私ですが、色々な動物で実験を大真面目にしている研究者が世界中にたくさんいるみたいです。(生き物は不思議 河出書房新社より)

 うちの猫ちゃんには、鏡がお友達だと思ってしまうと可哀そうだと思ったので、うちに来てすぐに私が抱っこして鏡に映してあげました。それからほぼ鏡には無関心です。

 でもたまに、テレビに映る等身大の猫を本物と思ってしまうみたいで、テレビの裏で不思議そうな顔をしています。

 今から50年ほど前に、チンパンジーが鏡を理解したレポートが出るまでは、鏡が分かるのは人間だけだと信じられていたようです。それまでの動物ではなぜか失敗していたようですね。うちの猫ちゃんはすぐ分かったのに、不思議です。

 最近までは自己鏡映像認知はヒトや霊長類の専売特許と思われていたようです。研究者たちの努力で、今世紀に入ってから、イルカ、ゾウ、カササギでも認知は起きるのが明らかになってきました。

 そして、この本では、それぞれ別の研究者がホンソメという魚とアオリイカの実験をしていて、それぞれ自分を分かっているらしい、というのが分かっています。

 ホンソメの実験が面白いのですが、魚の喉元、身体の薄い方の下側面に、寄生虫のように茶色い印をつけます。魚自身の目では見えない部分です。そして鏡を見せると、急に印をゴシゴシ壁や床にこすって、落とそうとするそうです。寄生虫を剝がそうとするんですね。

 緑や赤の印だと、寄生虫と思わないせいか、そういう行動はないそうです。

 アオリイカも似たように、身体に印をつけたりして、自分だと認識しているのが実験でわかりました。

 動物だって、サカナだって、イカだって、自分の動きを完璧にコピーする存在があれば、自分だってすぐに分かるんじゃない? と素人の私は思いますが、鏡の存在を知る人間だけが特別、って最初は思っちゃうんですかね。

 生き物は不思議!の本について、「嫌われるのも心の通じ方のひとつ」
https://nanten505.seesaa.net/article/499882385.html

最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議 (14歳の世渡り術) - 池田譲, 遠藤寿, 岡西政典, 川上和人, 川瀬裕司, 幸田正典, 竹内剛, 田島木綿子, 千葉聡, 服部裕子, 三上修, 村山司, 山本真也, ロバート・ジェンキンズ, 渡辺佑基, 河出書房新社
最前線に立つ研究者15人の白熱!講義 生きものは不思議 (14歳の世渡り術) - 池田譲, 遠藤寿, 岡西政典, 川上和人, 川瀬裕司, 幸田正典, 竹内剛, 田島木綿子, 千葉聡, 服部裕子, 三上修, 村山司, 山本真也, ロバート・ジェンキンズ, 渡辺佑基, 河出書房新社


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posted by ひろん at 15:02| Comment(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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