2023年01月06日

ヒューマニエンス 絶滅人類

 ホモサピエンスが世界中に広がっていった時、まだ、他の人類は残っていた。ネアンデルタール人、デニソワ人、ホモ・エレクトス、ホモ・フロレシエンスなどなど。

 それが今、ホモサピエンスしか残っていないということは、ホモサピエンスが殺戮した? それとも、ホモサピエンスが食料資源を独占し、他の人類の住環境を奪った? 諸説考えられるようですが、真相は明らかになっていません。

 しかし、オオツノジカ、マンモス、アメリカマストドン、メガテリウム、ティプロトドンなどの大型哺乳類が、ホモサピエンスの台頭の
痕跡とともに、絶滅してしまっている事実が世界中にあります。狩りをし過ぎて絶滅させてしまった疑いがあるのです。

 人類は、なぜ浪費型になってしまったのか? 鍵となるのは、200万年前のホモ・ハビリスという種。地球全体が乾燥化し、豊かな森が減って、草原ばかりになってしまった環境の中、彼らは動物の死肉を漁って生き延びますが、石器の石刃を道具として手に入れた。骨から肉を全てきれいにはずし、骨を割って中の栄養豊富な骨髄も手に入れることができるようになった。

 同時期に、パラントロプス・ボイセイという種もいましたが、彼らは丈夫な歯と顎とそれを動かす、頭蓋骨周りの筋肉をもっていた。噛む
力は、現代人の3倍から5倍以上はあったとされています。ヤムイモやナッツなど、草や根茎類、豆を生で食べていた。

 ボイセイは、100万年またはそれ以上、種として生き延びましたが、ボイセイの脳が500CC、ハビリスの脳が肉食のため600CC以上あった。そして、ハビリスの肉食化とともに、脳のサイズがどんどん大きくなって、ホモ・エレクトスになると、800CC以上あったとい
いいます。そして脳の増大化とともに、知恵と道具の進化と火を手に入れ、ますます食べられるものの範囲が広くなっていった。

 火を使って調理すれば、ボイセイの主食だったイモや豆を食べられるようになります。それでボイセイの食料を奪っていったのでないかと、推察されるのです。

 番組の内容は以上ですが、肉が過剰な欲望の原因になるのなら、私たちも肉は控えたほうがよいのでしょうか? 足の本数と大きさが増えるほど良くない、という話は聞いたことがあります。だから、身体の大きな四つ足の牛、豚、より鳥、それよりも魚がいいという順番。しかし、加齢とともに、欲望が減ってしまうので肉で補った方がいい、という気もします。

 なぜホモサピエンスは他の人類を絶滅させてしまったのか?環境の変化や、疫病の流行など、いろいろ可能性は考えられるけど、現代人は、ホモサピエンスの智恵を過信しすぎなのではないか? 自らも絶滅させることができる力を、人類は持っている。私は、世界中の人全員が、そのことを自覚した方がいいと思います。


今日の過去記事ですが、ヒューマニエンス ドーパミン
https://nanten505.seesaa.net/article/202201article_2.html



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ラベル:テレビ
posted by ひろん at 12:40| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする