2022年01月12日

ドキュメンタリー ビッグ・ファーマ 製薬ビジネスの裏側

  製薬業界、製薬会社は国家にも匹敵する力を持っているのです。研究開発のために公的資金の恩恵を受けながら、非常に高価な薬、法外な値段をつけた薬を社会に売り込んできました。彼らの最大の関心は患者より株主の利益のためです。 各国の政府が、自国の製薬会社を守っています。フランスはサノフィ、 スイスはロシェ、アメリカはファイザーなどです。

 欧米の巨大製薬会社による利益追求ビジネスの実態に迫ったドキュメンタリー(2020年 フランス)。このドキュメンタリーは昨年の秋にNHK BSで再放送されていたのを録画していました。

 昨年見た時には、非常に分かりづらいわりには、そりゃそんなことはあるでしょう、くらいにしか思えなかったので特にブログで取りあげなかったのですが、現在、日本が新型コロナワクチンや薬でアメリカを追随している現実と重なってきてますので、やっぱり書くことにします。

 アメリカには薬の価格の規制はありません。FDA(アメリカ食品医薬局)の承認が降りたら、製薬会社が価格を設定できる。民主、共和党の議会は価格の抑制を求めていますが、成果は出ていません。

 一例として、世界で初めてのC型肝炎の、ソバルディという薬をあげています。ギリアド サイエンス という製薬会社の薬ですが、3ヶ月分8万4千ドル、一錠千ドルです。購入できる層は患者の1%だけ。

 途上国での購入が難しいと批判を受けたので、安くたくさん売るジェネリックを開発しましたが、販売は途上国のみ。先進国ではソバルディを半額に引き下げましたが、依然高額のまま、患者から利益を奪っています。

 FDAは新薬の審査にかかる費用を製薬会社から手数料として集めています。FDAは規制する対象である製薬会社にお金の面で依存しているのです。FDAの財源を増やし、製薬会社への利益償還をなくすべきです。

 もう一つの例は、フランスの製薬会社、サノフィが訴えられている薬害訴訟です。ビッグ・ファーマが特定の医薬品の独占的地位を確保するため、問題が出ても当局に適切な報告を行いませんでした。被害者の会は数千人。フランス、スイスで個人と集団の訴訟が2020年当時、複数進行中です。

 薬はてんかんの治療薬、デパキン。世界で最も流通した薬の一つです。1967年に発売されましたが、妊婦が服用すると、胎児の脳神経系に障害が出て、筋力が弱く、立てない、言葉の発達に問題が生じる重い障害に苦しむ子どもが、数万人いるといわれています。2003年の社内文書から、1970年代にはサノフィは胎児の神経系に影響を与えるリスクを把握していたのが明らかになっていますが、リスクが小さい物と認識していた、としています。

 問題が明るみになった11年後の2015年、サノフィはフランスの規制当局との合意に達し、薬の発売から50年近く後に、ようやく薬の注意書きに、妊婦には危険という、詳しい文章とイラストが入りました。

 この欧米の製薬会社の利益至上主義は、国民皆保険の日本人にはなかなか理解できない世界です。新型コロナワクチンと薬がソバルディやデパキンと同じような道を歩むことを私は危惧しています。

昨年7月の過去記事ですが、危険すぎる新型コロナワクチン
https://nanten505.seesaa.net/article/202107article_1.html


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ラベル:テレビ
posted by ひろん at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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