2021年12月29日

使いまわせる万能野菜スープ、ミネストローネ

 産経新聞の奥薗壽子さんの連載のキャッチコピーをそのままタイトルに使わせていただきました。私はみじん切りにするのが面倒で、ミネストローネって今まで敬遠していました。

 同じ材料でトマト鍋にするほうが遥かにラクチンだと思っていたんです。しかも、スープにすると、おかずにならない。うちでは味噌汁椀に盛って味噌汁と同じ位置づけ。たくさんの具材をみじん切りにする労力の割に合わない。でも、12月26日付けの奥薗さんの記事を読んでみて、冷蔵庫の残り野菜を一掃するために、無性に作りたくなってしまいました。

 ミネストローネでスープパスタ、チーズを加えてリゾットのリメイクはトマト鍋と一緒です。鍋だと醤油やめんつゆを足してうどんやそうめんもアリ。

 でも、奥薗さんの記事に、ミネストローネを少し煮詰めれば、水分が飛んで野菜たっぷりのトマトソースにみたいになるので、オムレツにかけたり、食パンに塗ってピザトーストにするのもありですよ、というのを読んでみて閃きました。最初っからスープにしないで、水分少な目にすればいいんじゃない?

 産経新聞の記事は、玉ねぎにんじんを塩小さじ半分で炒めて、ソーセージ1袋(六本くらいの)トマトケチャップ大さじ3、トマトジュース600ml、醤油少々、みりん大さじ1、で調味します。他の野菜は冷蔵庫にある、あり合わせのものでOK。たくさん入れる場合は水を足して下さいと。まあ、スープですからね。

 私の場合、トマトジュースの代わりに野菜ジュース250mlを使いました。トマトジュースの単調な味わいよりも、野菜ジュースの方が味に深みを感じるので好きなんです。水はホールトマト缶を洗うついでに缶の半分のみ足しました。

 具材の1/3程度に調味液が浸れば、使う野菜にもよりますが、野菜から水分が出ます。野菜に火が通れば火を止めます。スープと違うところはマメに3~5回くらい混ぜないといけないのと、焦げるので弱火。そして味が馴染むのにちょっと時間がかかる点。手っ取り早いのはスープですね。

 野菜をたくさん食べたいので、15センチの浅鉢に盛り付けてスプーンを添えます。リメイクは水分が少ないので、ただのパスタ。あと、食べるオリーブオイルで味変もおすすめです。私は蒸した白身魚の上にこの野菜のみじん切りと食べるオリーブオイルを乗せました。

 食べるオリーブオイルは、にんにく、フライドガーリック、フライドオニオン、チキンエキス、パセリなどが食べるラー油のように浸かっています。サラダ、バゲットでガーリックトースト、ピラフ、ペペロンチーノ、ピザなどに使えます。美味しいですよ。

 奥薗さんの新聞記事では、ミネストローネにプラスして粉チーズ、ピザチーズ、タバスコ、粗びき胡椒がおすすめされていました。

 産経新聞の記事がネットで見つからないので、下に奥薗さんのホームページのミネストローネの記事を貼っておきました。新聞で使っていたのはソーセージでしたが、私が使ったのはベーコン。でいりいおくじょのミネストローネには、ベーコンが必須!と思っていた私と同じことが書いてあって、やっぱりねえと一人でニヤニヤしてしまいました。

でいりいおくじょの ミネストローネ
https://www.nabekama.jp/blog/blog-1802/

小田原屋 食べるオリーブオイル
小田原屋 食べるオリーブオイル

過去記事ですが、奥薗流・いいことづくめの乾物料理
https://nanten505.seesaa.net/article/201711article_7.html



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posted by ひろん at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月23日

依存症の恐ろしさ

 心の病で私たちに、一番身近で恐ろしいのが依存症かもしれない、と思っています。この本ではアルコール依存症を取りあげていましたが、対象はもう、なんでもありですね。

物質系 (合成)麻薬、薬物、アルコール、スイーツ(砂糖)、チョコ、お酒
行為系 ギャンブル、株、ゲーム、スマホ(ネット)買い物 仕事、性行為など

 これらはアディクションと呼ばれています。それがないと自分のストレスを抑えきれず、それに没頭することで自分のストレスから逃げられる働きを持つもの。

 そしてその怖さに気付いている方は少なく、また気づいたときには時遅しとなっている場合が多いのが実情です。

(あまり)病気をしない暮らし(仲野徹)より引用

 大阪大学の医学系教授の方が書いた医療エッセイという感じの本です。タイトルが直球ですが、病気の避け方が具体的に書かれているわけではありません。最新の医学見識を基にしたエッセイの中で特に興味を惹かれたのが、アディクション(依存症)についてでした。

(以下引用) 

 詳しいメカニズムが解っていないので、それぞれの依存症で異なっている可能性もあります。しかし、ざっくりいうと、依存症とは、脳内に新しい快楽のネットワークができてしまう状態であるということに、間違いはなさそうです。

 アディクションなんか関係ないわ、と思う人がほとんどかもしれませんが、それは間違いです。遺伝要因、環境要因などいろいろあって、なりやすい人となりにくい人というのはあります。けれど、アディクションの根底にあるのは「幸福感を得たい」という欲求を意のままに満たそうとする渇望であり、企てである。けっこう本能に近い物です。(引用終わり)


 幸福感を得たいという欲求、まさに人間の本能ですね。最初の旦那さんをアルコール依存症で亡くされていた、西原理恵子さんが著書で言っておられたらしいのですが、アル中とは、大量の飲酒をしているうちに、ある日その人にだけ、お酒が覚せい剤になる病気だそうです。コンビニで¥200で覚せい剤が買えるという状況も恐ろしい状況です。

 アルコールに限らず、上の物質系、行為系のものたちが、ある日、突然覚せい剤になってしまうのがアディクションですね。

 お釈迦様の言う、「渇愛」ですね。のどが渇いて水を求めるように激しく執着すること、身体、精神的な渇き、欲望、貪欲をさしている(Weblio辞書より)

 アディクションにならないために、注意すること、これはもう、正しい知識を付けるしかない、と仲野さんも言っています。要はどこからヤバイのか、分かっていないからアディクションになってしまうので。対象がたくさんありますので、それぞれの対象ごとに知識が必要ですね。自分がハマリそうなものだけの知識で構わないでしょう。

過去記事ですが、人間にとって一番危ないのが依存
https://nanten505.seesaa.net/article/202009article_2.html


(あまり)病気をしない暮らし - 仲野徹
(あまり)病気をしない暮らし - 仲野徹



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posted by ひろん at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月19日

無駄なストレスを寄せ付けない3つの習慣

 すごく共感したのでご紹介します。この割合がアンケート等で正しいのかどうかわかりませんが、便宜上なんか納得できてしまう分類です。

上位20% 幸せグループ
上位60% そこそこグループ
下位20% 不満グループ

 それぞれのグループでは、習慣や考え方が大きく異なります。そしてこの「習慣」こそが、上位20%とほかのグループの決定的に分けている要素です。注意しなければならないのは、上位20%=金持ち ではありません。「自分が望んだ生き方をしているかどうか」です。

 その生き方の3つの習慣は、シンプルですが具体的行動ではありません。まあ、人によって望む生き方は違うからなんでしょう。あまりにもありふれた考え方です。これを知ってどうしろって言うの?とは、私も感じました。

 しかし、最後のページで、うなりました。私も以前同様のことを考えていたことがあったからです。下のチャレンジ前~の過去記事をどうぞ。ネタばらしをしてしまうと、もったいないので、リンク先を読んでみて下さい。

無駄なストレスを寄せ付けない3つの習慣
https://toyokeizai.net/articles/-/421838

過去記事ですが、チャレンジ前の不安を乗り越えよう
https://nanten505.seesaa.net/article/201809article_2.html


過去記事のおまけです。78:22 世の中は全てこの割合
https://nanten505.seesaa.net/article/202009article_5.html



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posted by ひろん at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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