大半の、ほとんどの医療従事者や医師たちは善意を持って、懸命に日々患者に接しているとは思うのですが、そうではない人も一部いるかもしれないということ、そして、薬、医療には個人の思惑を超えた「利権」というものが存在する事実。
そんなことを漠然と考えていると、この本のタイトルに出会いました。「医者に殺されない47の心得」近藤 誠
医療と、薬を遠ざけて、元気に長生きする方法 というテーマです。2012年に出版された本です。
著者は、慶応義塾大学 医学部放射線科講師を務めていた方で、乳がんの乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性や、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を著作にして、一般の人にも解りやすく発表、啓蒙を続けてきた功績を称えられて、2012年に第60回菊池寛賞を受賞されました。
この方の、がん治療は放置が一番いい、切るとがんが暴れる。抗がん剤は猛毒。という意見には批判も寄せられている、とウィキペディアに書いてありました。私自身も、身内にもがんを患った人がいないので、不勉強で私にもこの考え方が正しいのかどうかわかりません。
この本は、今まで私が刺激物だと思っていたコーヒーを、健康・美容・長寿の守り神と絶賛していて、?と思いました。また、自然塩より精製塩の方が安心と書かれていて、うっそー?自然塩のほうがビタミンミネラル豊富だし旨みもあって美味しいじゃない?と思っていたのが覆されました。海水中のPCBやダイオキシンなどの有害物質を取り除いたものの方がよいという理由です。
なんかますます分からなくなりそうです。コーヒーにも精製塩にも、がん放置療法にもそれぞれ賛否両論があるってことなのかな?と自分の中では納得したのですが。
でも、この方の意見、これはもっともだよね。と、うなずけたものもたくさんあったので、今後ご紹介したいと思います。
医者に殺されない47の心得 必携版 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 - 近藤誠
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ラベル:健康