2021年05月08日

オフィス・ワークの整理法 (前編)

 この本は、オフィス・ワークの整理法の本ですが、手帳術にもちょっと触れています。私は手帳術の本は読んだことがありますが、オフィスの整理の本を読んだのは初めてで、なかなか参考になりました。

 どこの会社にも書類保管ルールがあるでしょうし、事務をしていても今まで書類整理を、あまり深く考えたことありませんでした。だけどこの本のやり方は、自宅のデスクやリビング整理に応用できますね。2002年の本なので、だいぶ昔の本ですが、整理の基本は恐らく変わらないだろうと思うのでご紹介します。

 準備ステップとして、デスクや引き出しの空きスペースを作る。一時避難用の箱や、保存箱を作る。ファイル・キャビネットに収まっているファイルを4つくらいのカテゴリーに分け、引き出しを割り振る。引き出しの中にさらに見出しを作る。

1 デスクをコックピット化する。

 私はインとアウトの書類トレーを作っていましたが、要ファイルのトレーと読みものトレー(読む必要のあるもの)を追加することにしました。
 
 書類の量が多い人は一番、使用頻度の高い書類を入れるためのボックスファイルを、机の上に置くのもいいでしょう。使ったものを必ず手前に入れ、使っていない奥のものは週一で別の場所にファイルするようにします。

 コックピットをあなた仕様にする 頻繁にたまるもの専用トレーを作る。移動するとき用のキットを作るのもいい。アシスタント行き 上司行きというふうに、トレーを作るのも良し。

2 毎日の管制塔を持つ。手帳またはスマホでスケジュール管理をする。タイムスケジュール、アポイントメント、やらなければならないタスクを全部書き込む。そして、関係書類をすべて収納して、「目の前にあるから忘れない」という状況をなくす。逆算してスケジュールを組めればなお良し。

3 書類の駆け込み寺を作る。保留ファイルを作ったら、必ず管制塔に書き込む。管制塔に書いていないものは保留ファイルに入れない。
それぞれの文書に触るのは二回だけ。一回目はその要件をどうするのかを決める時。二回目はその要件を実際処理する時。

うーん。オフィス・ワーク(事務作業)とはいってもフロー(流れ)を決めればいいんですね。4から6は、次回紹介することにします。


過去記事ですが、私の家事本ナンバー1 少しの手間できれいに暮らす デニス・スコフィールド著
https://nanten505.seesaa.net/article/201611article_5.html

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ - リズ・ダベンポート, 平石 律子
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ラベル:生活
posted by ひろん at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 整理 掃除 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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