「男運、女運は川の流れと一緒。一度汚れると元に戻るのに10年かかる」私が若い時に出会っていて良かったなあと思う言葉です。根本の考え方がこれと同じことだなあと思ったのが、さかもと未明さんのエッセイ、「女子のお値段」の中の一文。
以下引用
セックスは減る
女性のセックスは貴重な、限りある資源です。大切に扱い、少しでも高く扱ってくれる男性に捧げましょう。それが女子の人生最大の命題であります。
セックスも肉体も、子供をなす能力も、若い時をピークにして、どんどん目減りしていきます。もちろん女性の魅力はそれに上乗せして行けるものですが、肉体はだれもが衰えていきます。その事実から目をそらしてはなりません。
若さの輝きを逃さず、大切な人に出会った時、できるだけ真っ白な状態で捧げられるようにしておきましょう。それがその後の二人の幸せに必ずつながります。(引用終わり)
セックスは減るという言い方はなんだか私には直接的すぎて分かりづらい表現に思えますが、女性のセックスは、貴重な、限りある資源だというのは100%同意します。没頭できる、妊娠できる能力と時期は個人差があり、人によって違うでしょうが、ピークを過ぎれば後は下降するのみでしょう。
さかもとさんと私は多分世代的にそんなに差はない、昭和的な考え方と言ってしまえばそれまでですが。さすがに私でも捧げるという言い方にちょっと抵抗はありますが、男性に自分自身を宝物のように扱え、と暗にほのめかしていると好意的に解釈します。
冒頭の「男運、女運は川の流れと一緒。一度汚れると元に戻るのに10年かかる」根本はさかもと未明さんが言っていることと同じだと思っています。
若い女性たちには、自分が汚れるような恋愛はしてほしくない。汚れるという言い方は抽象的ですが、男心を弄び、自分のために利用する。自分自身の体と心を安く売る、前後不覚に酔っぱらったりして隙を見せるなどでしょうか。まあ、やりすぎると全く男性と縁がなくなってしまいますので、これはと思う男性のみに隙を見せて下さい。
隙を見せる、これがまた、高度なテクニックを要する。非常に難しいんですけどね。私はなかなか出来ませんでした(笑)
過去記事ですが、西原理恵子さんの本、女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
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