2021年04月29日

文体診断ロゴーン 私の文体診断結果

 自分の文章をコピペしてクリックすると、文体一致指数が高い作家ベスト3や文章評価(文章の読みやすさ、硬さ、表現力、個性などの項目がA~E?ランクで出てきます。得点詳細の偏差値がよくわからないんですが。

 私の文体診断結果は 一致指数ベスト1が紀田順一郎 ベスト2が遠藤周作でした。ホントなのか? 遠藤周作は大作家だし、子どものころ東京新聞に連載されていた、狐狸庵先生のエッセイが大好きだったんですが。本は読んでいないし持ってないけど(汗)。

 興味が出てきたので下の二冊を図書館で借りてきました。遠藤周作はさすがの文章。大作家の風格もあり、エッセイは読みやすいし面白いんだけど、大正12年生まれの世代的ギャップがもろ鼻について全然共感できない。

 男尊女卑甚だしい。大正生まれの方だからしょうがないんですけど。世代間ギャップをあまり感じないものを書き抜いてみました。子どもの頃はジェネレーションギャップがわからなかったんですねえ。

 紀田順一郎の本は昭和58年の版で活字の書体が古く、凄く読みづらい。自分でブログ用に書き抜いてみたけど、やっぱりちょっと読みづらい。私の文章は似ているのでしょうか?「ですます調」と「である調」の違いだけなのでしょうか。たまに私も「である調」で書くことはあるんですが、自分では似ているように思えないんだけど。


紀田順一郎 生涯をかけた一冊 あとがきより

 古書店の店を見ていると、生涯に一冊しか著作を残さなかったが、その本が群を抜いて存在感を誇っていると言う例に出くわすことがある。いったいどういう人が、いかなるきっかけで書いたのだろう―と思ったのが、本書執筆の動機であった。
 さっそく十数冊ほどリストアップして、調査をはじめたが、ただ本を語るだけでは曲がないので、必ず著者の子孫か関係者に会って、執筆のいきさつを語ってもらうことにした。そのため、既に故人を知る人がいないケースは、リストから外さざるを得なかった。せっかく探し当てても、子孫が何も知らないと言う例も多かった。現代においては、人の業績はたった3代でも伝わらないものかと、暗たんたる気持ちにさせられた。

遠藤周作 ぐうたら社会学 異邦人との珍問答より

 外国にのこのこ出かけていって、その国の言葉ができぬ経験は何度もやった。これは別に恥ずかしいことではない。外人は日本に来ても日本語を知らぬと、平気で英語や仏語を押し通す。日本人がその外人に対して懸命に、なれぬ英語で話しかけようとする。どちらがミッともないか、そばで見ているとはっきりわかる。
 川奈ホテルのロビーで、あるお嬢さんがテレビを見ていた。すると1人の外人が葉巻をふかしながら横にやってきて、ソファーに腰掛けた。テレビではニュースをやっていた。韓国の兵隊たちが朴大統領の前で分列行進をやっている。兵士たちのあとを、女子学生たちが一団となって進む。お嬢さんは外人と2人きりなので固くるしくてならない。沈黙しているのは非礼だと思い、何か話しかければいけないのではないかと思うが、その英語がペラペラと出ない。

 このロゴーンを知った時に、自分のブログの2つの記事をコピペして両方同じ結果だったんで信用したのですが、今日違う記事をコピペしてみたら結果も変わりました。浅田次郎さんとも似ているそうです。浅田次郎はむかし、鉄道員(ぽっぽや)を読みました。凄くシンプルでわかりやすくて情感のある文章だった記憶があって嬉しい。また浅田次郎を読みなおしてみます。

文体診断ロゴーン
http://logoon.org/

過去記事ですが、知性を磨く文章の書き方 木村治美
https://nanten505.seesaa.net/article/201805article_3.html


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posted by ひろん at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月26日

新型コロナへの過剰反応をいつまで続けるのか

 2020年の日本の総死亡者数、2019年より9,373人減って11年ぶりの減少。

 昨年からテレビで新型コロナウイルス関連の報道が毎日毎時間流れていますが、2020年は新型コロナウイルスも含めた、総死亡者数が11年ぶりに減っているのです。国民のみなさんはどれだけウイルス対策に気を遣っているのか。私も昨年今年と風邪を引いていません。新型コロナウイルスのおかげですね。

 死因別には、新型コロナウイルスによる死者数は3,459人の増加となっている。(前年度はゼロ)自殺も912人増と11年ぶりの増加となったが、肺炎は1万5645人の減少、心疾患は3808人減少、インフルエンザは2371人減少した。

 日本の対策は失敗ではなくむしろ過剰だったとあり、経済と引き換えの緊急事態宣言などの新型コロナウイルスに対策について、日々の増減に一喜一憂するだけでなく、社会的にどこまで許容されるかを議論すべき時期が来ているように思われる。と結ばれています。

新型コロナへの過剰反応をいつまで続けるのか (東洋経済オンライン)
感染者や死者が少ない日本で弊害のほうが拡大

https://toyokeizai.net/articles/-/422794

4ページの記事ですが、3,4ページあたりから死亡者数に触れています。

昨年の私の過去記事ですが。

週刊新潮、12月17日号、コロナ拒絶病院に政府の無策・無慈悲
https://nanten505.seesaa.net/article/202012article_10.html


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2021年04月23日

ヒューマニエンス 出産 ヒトは難産を選んだ

 人間の脳の大きさ、これが難産の原因だとどこかで教えてもらいました。この脳の大きさ故、生まれてくることが可能なタイミングが決定された。だから人間は他の哺乳類と違って、赤ん坊は産み落とされてすぐは、歩くことどころか立つことさえできない状態であると。

 このドキュメンタリーで興味深いテーマは幾つかありましたが、一つはオキシトシンというホルモンの作用。抱きしめる、ハグ、キスなどの身体的接触によって子供にも親にも分泌される。性差、つまり男女差はないということ。

 最近、私は幸せになるためにはホルモンを分泌すればいいのではないかと思っているので、オキシトシンの効果を知ることができて良かったです。 しかしこのオキシトシンというホルモンは、信頼できる相手にはいい方向に絆を深めることができますが、信頼できない他者や外側の相手には攻撃を高めるそう。お母さんの産後のイライラ期の主な原因ですね。

 二つ目は、赤ちゃんの細胞の一千万分の八、が母親の細胞が入っている事実。人間でいうと37兆個の細胞のうち、三千万個がお母さんの細胞が胎盤をすり抜けて入っているらしく、胎児と母体の免疫学的な衝突をおこさないためではないか、という仮説があるそうです。

 異なる免疫システムを持っているものが自分の体に入っていても攻撃されないのが不思議、というわけです。これは全ての哺乳類に言えることなんでしょうけど。私はつわりが酷かったのですが、苦しみながら、自分の体が胎児を拒否ってるんだろうなと思っていました。私自身、精神的なストレスがあった時期でもあるし、ホルモンの変化など医学的につわりの原因は未だ解明できていないんですが。

 最後に、最近増えている子宮内膜症の原因が、女性の月経の回数の増加が原因なのではないか、という仮説です。私も20代・30代に子宮内膜症にかかったので他人事ではありません。この仮説もどこかで読んだことがありましたが、原始の女性の月経の回数が50回程度だった
というのはびっくりしました。

 原始の女性ってテレビで言ってましたが、避妊方法が一般に浸透する前だから明治?戦前?ついこの間までじゃないの? テレビのモデルケースは20代から40代前半くらい?までに5人出産してミルクもなく授乳しているとそんな回数なんですかね。ちなみに現代女性は400回以上です。

 ゲストで来ている教授は、月経は体にとって相当な負担、人間は400回の月経が起きるように設定されていないのかもしれない、とおっしゃっていて、私にはそういう視点はなかったなあと驚きました。私の母も三人産んでますが、40代で子宮筋腫で子宮をとってますから、月経が多いのはあんまり体に良くないのは確かかもしれません。確か乳がんも出産経験がない人はリスクが高かった気がしますし。

 出産は命のバトンリレー。どんな生物でもそうですが、ドラマティックですね。


過去記事ですが、ヒューマニエンス ダンス・ヒトはなぜ踊るのか?の感想です。
歌舞音曲が人類にもたらしたもの
https://nanten505.seesaa.net/article/202103article_8.html


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posted by ひろん at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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