「未知の物を(見たい)、明かしたい」というDNAが(人間には)刻み込まれているのかもしれません。「そうした力は、神様が人類に授けたのでは?」とすら感じてしまいます。
好奇心や挑戦心は人間らしさの根本的要素。子孫を残し続けるという行為の中で、未知のものを解明する必要はないし、芸術や音楽も生物学的には必要ありません。
しかし、人間だけが生存に不必要なことに熱中する能力を授けられている。こういった本能は、人類が未知の島を目指したことにも繋がっていると感じる。(引用終わり)
同時に佐藤愛子さんのエッセイ、「私の遺言」?の言葉が思い出されました。
神が人間を創ったのは、右脳(潜在意識・無意識=神の領域)から、脳梁を通して左脳(言語・論理的思考)へイメージを移し、言葉に変え、思考し、実際に体を使って行動させるため。という内容の記述がありました。佐藤愛子先生のエッセイのタイトルも文章もうろ覚えで申し訳ありません。
その原動力となるのが好奇心と挑戦心なのだ。やっぱりこれらの力は神が人類(ホモサピエンス)に授けた目的なのでは?と私も感じました。
海部氏は人類学者ですが、太古の日本人がしたであろう台湾から与那国島への旅、原始的な船を使った人力の航海を、クラウドファンディングで資金を集め、2019年に実現し成功させました。
正直言って人類学者なのになんで今更再現する必要があるんだろう?この人は冒険家でもなんでもないのに。と思っていましたが、冒頭の言葉を私に届けてくれたことには非常に感謝したいと思います。
日本人の先祖は本当に「朝鮮半島や中国」からやってきたのか?
https://shuchi.php.co.jp/voice/detail/7718
過去記事ですが、この番組で海部氏の台湾から与那国島への海洋実験の冒険を知りました。
人類の進化に必要だった思春期
https://nanten505.seesaa.net/article/202012article_8.html

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ラベル:ひとりごと