私は常々、人間は脳だけで考えたり感じたりするのではない、と思っていたので、脳がない生物はとても興味深い。餌に近づく、食べる、敵から逃げるくらいはクラゲでも考えて判断しているはず。脳ではなく腸で。腔腸動物ってまず口と肛門が分かれていないらしく、食べ物を入れて消化して排出する出入り口は一緒なんだそうです。
全ての脊椎動物(魚から爬虫類、鳥、動物、人間まで)の発生中期(尾芽胚の頃)の胚の形は全てよく似ているのは有名です。人は受精後に魚から人間に胎内で進化していると言いますが、魚になる前にクラゲになっているのでしょうか。
人間も脳が壊れても腸でそれくらい判断ができるのでしょうか。それは無理か。人間は脳がないと食べ物を認識できないかな。進化の過程はとても面白いです。
ピンピンコロリは腸から。病気をしないためには免疫力を高める必要がありますが、免疫力の7割は腸で決まります。それを決めているのが腸内細菌なのです。
ナチュラルキラー細胞という免疫細胞の名前は有名ですが、この免疫細胞は癌細胞を、いちはやく攻撃して阻止する。もっとも重要な免疫細胞です。笑うだけで活性化するので、心のもちかたで免疫力が変わるのです。
過去記事ですが、乳酸菌で豚の性格が変わる?
https://nanten505.seesaa.net/article/202011article_5.html
医者が考えた 50歳からの若返る食べ方 - 藤田 紘一郎
にほんブログ村
にほんブログ村
ラベル:健康