2020年11月13日

乳酸菌で豚の性格が変わる?

 前回に引き続き50歳からの腸にやさしい食べかたです。乳酸菌が体にいい事はよく知られていますが、中国の実験で面白い物がありました。人間と腸内細菌のの割合が同じような豚に乳酸菌を与えたところ、与えた豚と与えない豚に性質(性格)の変化が大きかったというのです。

 与えた豚はとてもおとなしくなったが、与えない豚はうるさく騒ぎまわるそうです。与えた豚のほうが病気も少なく健康で、肉質も良かったらしい。腸内細菌が善玉菌を増やし、幸せホルモンのセロトニンを作って豚の性格を変化させたという結論になりました。

 腸内環境を整えるためには腸内の善玉菌を増やさなければなりませんが、そのエサとなるのが食物繊維とオリゴ糖、発酵食品なのです。

 食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、両方とも体に不可欠なものです。
水溶性食物繊維は、昆布やワカメなど海藻類、豆類、果物
不溶性食物繊維は、穀類、野菜、豆類、に多く含まれています。

 和食には発酵食品がいっぱい。納豆、みそ、しょうゆ、かつおぶし、豆乳、とうふ、ゆば、漬物、西京漬、甘酒。積極的にとりましょう。

 腸を汚くする油に、トランス脂肪酸があります。分解や代謝に大変なエネルギーと時間と大量のビタミンとミネラルを消費します。体に良い脂肪酸の機能を妨げ、活性酸素を発生させます。また、脳への影響が大きく、アルツハイマー病の一因となっているという報告もあるそうです。

 トランス脂肪酸の多い物に、ファストフード、インスタント食品、コンビニ弁当、お菓子と菓子パン、市販のマヨネーズとドレッシングに使用されている油にも注意が必要です。

 体にいい油はお魚に含まれるDHA、EPA。シソ油、えごま油。これらがオメガ3系とよばれます。次に有効なのがオメガ6系で菜種油、オリーブオイルに含まれるリノール酸です。

前回記事ですが、50歳からの腸にやさしい食べかた
https://nanten505.seesaa.net/article/202011article_4.html

 前回記事の中に酸素を含む食材の中心は野菜、38度以上になると壊れてしまうので、生野菜がよいと書きましたが、コブサラダが50代以降にはよさそうです。

過去記事ですが、コブサラダってダイエット向きなのね
https://nanten505.seesaa.net/article/201909article_9.html

医者が考えた 50歳からの若返る食べ方 - 藤田 紘一郎
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ラベル:健康
posted by ひろん at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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