チームワークを強める、つまり共感を向ける相手をつくるには、視覚や聴覚ではなく、嗅覚や味覚、触角を使って信頼を形作る必要があります。人間は言葉や文字を作り、現代ではインターネットやスマートフォンなど身体は離れていても脳でつながる装置をたくさんつくってしまった。だから安易につながったと錯覚するけれど、実際には信頼関係は担保できている訳じゃないという状況が生まれています。(中略)一緒に行動した記憶が積み重ならないとチームワークはできないんです。(引用終わり)
つまり、リモートワークはオフィスの一時しのぎの代替にはなるかもしれないけど、チームワークの基盤ににはならないということですね。コロナ新時代の新しい生活様式と言われてますけど、人間の本能はそうそう変わる物じゃないのではないでしょうか。リモートだけではなく、何か工夫が必要になる世界になれたらいいですね。これは2017年9月のインタビューです。
山極さんインタビューのサイトを貼っておきます。
人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている↓
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001351.html
前々回の記事ですが、共感を向ける相手を作るには、身体感覚の共有が必要
https://nanten505.seesaa.net/article/202007article_10.html
にほんブログ村
にほんブログ村
ラベル:自己啓発