2020年07月29日

人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている

 前回、前々回に引き続き、京大総長も務められた霊長類・人類学者の山極壽一さんのインタビューを紹介します。以下引用。

 チームワークを強める、つまり共感を向ける相手をつくるには、視覚や聴覚ではなく、嗅覚や味覚、触角を使って信頼を形作る必要があります。人間は言葉や文字を作り、現代ではインターネットやスマートフォンなど身体は離れていても脳でつながる装置をたくさんつくってしまった。だから安易につながったと錯覚するけれど、実際には信頼関係は担保できている訳じゃないという状況が生まれています。(中略)一緒に行動した記憶が積み重ならないとチームワークはできないんです。(引用終わり)

 つまり、リモートワークはオフィスの一時しのぎの代替にはなるかもしれないけど、チームワークの基盤ににはならないということですね。コロナ新時代の新しい生活様式と言われてますけど、人間の本能はそうそう変わる物じゃないのではないでしょうか。リモートだけではなく、何か工夫が必要になる世界になれたらいいですね。これは2017年9月のインタビューです。

山極さんインタビューのサイトを貼っておきます。
人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている↓
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001351.html

前々回の記事ですが、共感を向ける相手を作るには、身体感覚の共有が必要
https://nanten505.seesaa.net/article/202007article_10.html


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posted by ひろん at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月27日

友達が出来づらい

 前回に引き続き、京大総長も務められた霊長類・人類学者の山極壽一さんのインタビューにとても納得したのでご紹介します。以下引用。

 大学生の悩みは友達ができないこと。 いったん友達になると、相手を信用しすぎてお互いに負担をかけあってしまう。脳ではつながろうとしているけど体ではうまくつながれていない。体でつながるというのは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の身体感覚を共有すること。SNS世代の彼らには身体でつながりあった記憶があまりないのでは。

 なんでもいいから一緒に共同作業すればすぐに友達になれるんだけど、なかなかそういうことができないのが現代。つまり、人に頼まなくても生活の大抵のことは一人でできてしまう便利な時代。だからこそ、人とつきあうことが負担になる。(引用終わり)

 大学生に限らず、社会人でもみんなそうです。学生時代の友人なんて就職、結婚、出産、子どもの有無、趣味の変化などステージが変われば話は合わないし、住む場所が変われば疎遠になる。 会社の同僚は友人とはちょっと違うと私は思っているんですが、世間には同僚兼友人を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 結局、仲良くなる、信頼をかたちづくるのは、何かの共同作業とか、手っ取り早いのは一緒の食事なんですよね。

私の前回の山際教授のインタビューの記事ですが、「共感を向ける相手を作るには、身体感覚の共有が必要」
 https://nanten505.seesaa.net/article/202007article_10.html
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2020年07月24日

共感を向ける相手を作るには、身体感覚の共有が必要

 京大総長も務められた霊長類・人類学者の山極壽一さんのインタビューが中々興味深い。サルやゴリラなどの習性と人間を比較して結論をだしています。

 チームワークを強める、つまり人間が共感を向ける相手をつくるには、視覚や聴覚ではなく、嗅覚や味覚、触覚を使って信頼をかたちづくる必要があります。合宿をして一緒に食事をして、一緒にお風呂に入って身体感覚を共有することはチームワークを非常に高めてくれますよね?つまり我々人間はは未だに体でつながることが一番だと思っているわけです。

 例えば、視覚と聴覚だけの共有、映画館で同じスクリーンで見知らぬ人が映画を見ただけでは親しくはなれませんが、一緒に食事をしたら周りは親しい人だと認識することが説明されていました。

 私は今まで体育会系のノリが嫌いだったんですが、スポーツの合宿ってありふれているけれど、共通体験と信頼を作りあげるにはいい経験なんだな、と思いました。チームプレイのスポーツなら尚更ですね。周りに変な人がいない状況ならば。学生の間に経験しておくのはいいことなんですね。けれど必須、マストではないと思っています。

 私の働いていた会社は体育会系の人がとても多い会社でした。スポーツの部活動というかサークル活動もあった会社です。就職活動で高校大学とスポーツをしている人は評価が高い会社でした。これはいわゆる企業一般に言えるみたいですね。個人的には脳筋っていやだなとおもってたんです。認識を変えました。

 でも今更、運動音痴の私がスポーツしたり合宿したりはできないので、共感を向ける相手を作ることで、私ができることを探していきたいと思います。

過去記事ですが、サルのグルーミングと人間のおしゃべりの共通点
おしゃべりは楽しいけど疲れる↓
https://nanten505.seesaa.net/article/201908article_9.html



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