そういえばかっこうって声は聞くけど姿を見たことがないなあ、どんな大きさの鳥なんだろう?ってぐぐってみたら、かっこうの托卵のことが書いてあるサイトを見つけました。これがまた、想像以上に悪どくえげつないやり方でした。
①まず、ターゲットとして狙った仮親の留守を見計らって巣の中の卵を一つ捨ててかっこうは卵を産みます。数を変えてバレないようにするためです。
②同じ仮親の巣に数回通い、複数の卵を産みます。仮親を混乱させてかっこうの卵だと気づかせないためです。
③更にかっこうの雛は他の雛より早く孵化します。その雛は仮親の卵を巣から蹴落として捨てます。餌を独占するためです。
④かっこうの雛は多くの場合、体も鳴き声も大きいので餌をせがむと仮親から餌をもらえる確率は高く、他の雛がいても飢えて死んでしまいます。
⑤早く生まれて早く成長するので三週間たつと雛はさっさと一人で巣立ってしまいます。そして育ったかっこうの雌ははまた他の鳥の巣に卵を産み付けます。
かっこうに限らず、他にも托卵する鳥は何種類もいますが、托卵する理由は解明できていません。
本能として遺伝子に設定されている行動か、自分がそのように育ったのからなのか?分かりませんが、かっこうが種として生き延びてきたのは事実だし、そもそもこういった行動で仮親の種の繁殖を妨げることで、自然界のバランスが保たれていることも事実なのでしょう。
かっこうのように悪知恵にとみ、他人を蹴落とし、ひどい時には死に至らしめる、狡猾でずる賢い人間はたくさんいます。その人間たちの存在意義がかっこうと同じなのではないか?人間が増えすぎないようにするためか?自分で思いついたこの考えに衝撃を受けてしまいました。
悪人がいても、地球上では人間はちょっと増えすぎてるよなあ、というのもまた恐ろしい事実ですが。
過去記事ですが、人間関係の疲れをとる技術 (本)
https://nanten505.seesaa.net/article/201803article_3.html
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ラベル:自己啓発