先日記事にしたNHKの新潟限定放送枠時間の番組、「長寿の秘密 米」 の中で、ご飯だけでなく麹とみりんが取りあげられていました。 最近甘酒が流行っているので麹は有名ですが、最新の栄養学で解ってきた麹とみりんの栄養効果は面白い。みりんにも意外に素晴らしい効果があるんだなあと驚きました。 ミス・ユニバースジャパンの栄養コンサルタント エリカ・アンギャルさんが新潟県内各地を訪ねて、米、麹、みりんの美味しさと効用を紹介した番組です。
麹にはレジスタントプロテインという体に吸収されないタンパク質が含まれ、消化されないためそのまま小腸に行き、体内に取り込んだ油をからめとりながら腸の中を進みます。腸で油を便として排泄するだけではなく、取り込んだ油が潤滑作用をもたらし、便通を良くしてくれるらしいです。 便秘や、ダイエットにもいいし、中性脂肪もコレステロールもからめとって体外に排出してくれる。高脂血症予防の強い味方なのです。
私は便秘気味で高脂血症。 まさに私のための栄養効果! 実は先月から一袋、ある方から頂いた’みどり麹’というサプリメントを飲んでいて、麹の効果を実感していました。 便秘にすごく効く! まあ、飲んだその日に効くわけではないので習慣化が必要なんです。 みどり麹はユーグレナを使って作った麹で、特許を取っているみたいでサプリメントも買えばお高い。 なんでもよいので何か麹を取りたいのですが、食品では甘酒や麹の漬物くらいしか思いつかない。 両方あんまり好きではないんです。 サプリメントは高価だしあまり取りたくない。 困ったな。
みりんですが、発酵の過程で生まれる有機酸が血糖値の上昇を緩やかにしてくれるそうです。 なぜ血糖値を急上昇させてはいけないか? 血糖値が急上昇すると血糖値を早く下げるために、インスリンが大量に分泌される。 インスリンには使い切れなかった糖を脂肪に変えて体内に蓄える性質があるため、太りやすくなるそうです。
慈恵医大柏病院では、インスリン分泌機能が低下している糖尿病患者の病院食のデザートのプリンに、みりんを煮詰めたシロップを使って好評だそうです。 一日1200カロリーという制限の多い食事で摂れるデザートは貴重なのでしょう。
みりんは普段から使っていますが、煮物の砂糖の量を減らしてみりんを増やそうと思いました。 みりん風調味料では効果は期待できないのでは? 発酵しているか、はなはだ怪しいです。 私は今まで必ず本みりんを買ってましたが、高いけれど味の深みが違いますよ。
過去記事ですが、ご飯が血中コレステロールを下げる!
https://nanten505.seesaa.net/article/201901article_8.htmlにほんブログ村にほんブログ村