2018年07月13日

日本縦断こころ旅 人生下り坂最高! (本)

 2015年の本。 火野正平さんのエッセイ2/3と心のお手紙とスタッフのインタビューが少し。 こころ旅は2011年から始まっているのでこころ旅ガイド、といった本でしょうか。 個人的に嬉しかったのがスタッフインタビュー、正平さんがよく呼びかける人たちが記事を書いてくれています。 仲が良いんだな、と微笑ましくなります。 以前、番組を知らない人に出会って、「お友達?」 って聞かれて、いや、表面上のお付き合いです、なんて逃げていたけど、仕事仲間です、とは言ってませんでしたね。

 以前正平さんのエッセイを読んだことがあります。 ”若くなるには時間がかかる”という、自転車はほとんど出てこない本でした。それと一緒の、モノローグ調、独り言の本。 その本もこころ旅も正平さんの文章自体は、火野さんが言いそうな感じ、で特に新たな発見はなかったけど、この本ではハックルベリー・フィンが好き、という、いかにも、らしいお話が聞けてイメージ通りでした。

 アメリカの児童小説、トム・ソーヤの冒険に出てくる、トムの友人のハック。 天涯孤独の浮浪児で森の中に一人で住んでたハック。 家族の匂いがほとんどしない正平さんと被って納得です。 正平さんが自分の家族だったら寂しいと思う。

 私は正平さんは好きですが、やんちゃな子供を見る目線にかなり近いです。 だけど、口説かれたら女性はみんなポーッとなっちゃうんじゃないかな。 ハックに通じる自由気ままなところ、無邪気、でもおしゃれなところ、(私の知る限りですが、20代以降でおしゃれな男性は女好きの確率高いです。 正平さんほどになると色気として身にまとってますね) 不良っぽいところに女心がくすぐられるんでしょうか。

 この本を読んで驚いたのは、正平さんの次に走っている自転車にカメラがついた人がカメラマンで、長いマイクを持つ音声さんはその次の
3番目。

 4番目が監督さんだったこと。 私はカメラマンが監督さんなんだとずっと思っていました。 そういえば、女性の監督さんだったときは4番目に走っていたかな? 最後が自転車メカニックの人。 4番目の人は何だろう?の謎が解けました。 ごくごくたまに六人目がいたりします。

 録画をしていた蔵出しスペシャルを見ていたら、橋の上を涙と鼻水を少しだけ流しながら片足をついてチャリオを漕いでいる正平さんがいました。 俺がこの番組をやめる時は間違いなくこれのせいだ、とブツブツ文句を言っていて、向かい風でも雨でも坂道ハアハアでもなく、橋なんかい? 

 こころ旅ブログを見ると、コメントを書いているみなさん、よくテロップも出てこないのにスタッフの顔と名前がわかるなあ、と感心していました。 この本を読んだら、ちょっとだけ名前がわかって番組が今まで以上に楽しめそうです。

 過去記事ですが、2017年春の、日本縦断 こころ旅スタート!↓ 
https://nanten505.seesaa.net/article/201703article_6.html


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ラベル:テレビ
posted by ひろん at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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