2018年05月02日

走るミュージアム・現美新幹線

 新潟駅―越後湯沢駅間、世界最速芸術鑑賞、現美新幹線です。7両編成で各車両ごとに一人のアーティストが車内の内装をアートで飾っています。 外観を入れると8人のアートが楽しめます。 

 高架を走っているのは何度も見ていた現美新幹線ですが、正直、自分では乗ってみたいとまでは思いませんでした。 GWの部活のスケジュールが25日まで出ず、何も計画できなかったので、鉄オタの息子に提案され、まあ、いいかと乗ってみました。

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 新潟-湯沢間、 時間は50分弱くらい。 GW前半最終日なので、混雑を覚悟して行ったのですが、かなりゆったりでした。 この車両で激込みだと息が詰まりそうなのでちょうどよい人数でした。 乗っているのは、意外と男女問わないお一人様や幼児をつれたファミリー層、シニアご夫妻と、世代を問わない顔ぶれ。

 7両のうち、指定席があるのは先頭車両のみ。 みどりの窓口で、係員さんに座るところがたくさんあるので、指定席でなくても大丈夫ですよ、と言ってもらえたのですが、混雑を懸念して指定席にしました。 実際は余裕でソファなどに座れた感じでしたが。

 列車は在来線サイズで小さいのですが、 指定席のシートは左右2×2でグリーン車なみのゆったりシート。 通常の¥500の指定席料金でお得なシートでした。 車両の幅が狭いので、ドアの外側にホームとの間にステップがありました。 初めて見たので面白かった。

 車内にカフェコーナーもあり、みなさんスタバのような透明なストローを刺したプラカップを持っています。 ドリンク、スイーツ、お酒もあった記憶が。 日本酒、ワイン、はありました。 ビールあったかな? 

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 写真は三条エールと雪下人参のキャロットケーキです。 三条エールは微炭酸のコーラみたいな感じ。 三条の鍛冶職人の情熱を表現した黒(赤茶?)の飲み物。 雪下人参は魚沼産や十日町産が新潟では知られています。 

 キャロットケーキはお菓子研究家のいがらしろみさん監修。 ただのパウンドケーキだろうと思って食べたら、すっごく美味しい! 感動しました。 写真もきちんと見せてとれば良かったかな。 ナッツと洋酒とシナモン等のハーブの配合が絶妙。 この種のパウンドケーキは新潟ではなかなか食べられないです。 繊細な都会の味。 東京では結構美味しいパウンドケーキ屋さん、昔は何件か知っていたんですけどね。

 アートを見るために新幹線のお値段を払うより、美術館へいったほうがはるかに安いので、アート目当てに現美新幹線に乗る人はあまりいないだろうし、アート自体は私もあまりよくわからない。 でも普段と毛色の違う新幹線で、 鉄子としてはなかなか楽しい列車でした。

 せっかくアルコールがあるので、もう少しカフェのフードを充実させるといいかも。 でも時間的な問題もあり、食堂車のように、どっかり座ってお食事、という訳にはいかないし、車内のお掃除の都合とかあるかもしれませんが、 持ち歩けて軽く食べられる美味しいフードがもっとあるといいなあ。

こんな感じで、進行方向向かって左側が窓がなくアートで、右側が窓とソファをはさんで通路になっています。 指定席の先頭車両以外は全部そんな構造でした。

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過去記事ですが、SLばんえつ物語号のイベントに遭遇!↓
https://nanten505.seesaa.net/article/201804article_2.html



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posted by ひろん at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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