小学生からお片づけに悩み続けて40年。収納、片づけ、整理術等おそらく100冊以上は読んできましたが未だに下手。雑然としたリビングを何とかしたくてこの本を手に取りました。
掃除は何とかなっています。掃除するには物に邪魔されない空間の方が断然やり易いということも分かっています。私の片づけベタの原因は、①物の数を決めて徹底的に守っていない、物が増える。故に物の定位置を決めても溢れる。②審美眼が甘い。雑然としていても許容できてしまう。のが根本原因。
Q&A方式で質問の部分は、あるあると頷けることも多く、シンプルな解決策ゆえに私でもできそう!という気になってしまう。モチベーションがあがります。片づけをやる気になれる。これは今までの片づけ本にはなかった嬉しい効果です。シンプルで当たり前のことばかりが書かれているので、内容が薄いとも言えるのですが、その薄さが私のやる気に効果がありました。
しかし、タイトルの「考えない」ですむ訳がない。目の前にある物が不要か否か、どこに置くのが最適かということを考えることは物の数だけ必要です。押し入れや引き出しをひっくり返して不用品を処分するという面倒からは逃れられない。 また、特に上に挙げた片づけベタの原因①が守られていないとリバウンドします。
私の弱点なのですが、見た目が悪い→隠す→何が入っていたのか忘れる。この弱点を克服するためには、一目見て何があるかがわかる、見やすい整理整頓が必要。その後は考える必要はなくなるのか?道のりはやはり遠いです。
うちのリビングはオープン棚ばかりで扉のついた家具が食器棚くらいしかないのが雑然の原因の一つであること、片づけの手間は扉を開けて放り込む、のせいぜい2ステップがズボラな私には限界だということををこの本に教えてもらえました。恐らく私だけでなく全ての片づけられない人達にとっては、手元に置いて本をマメに開いてモチベーション維持しつつ、コツコツ整理する努力が必要です。
過去記事ですが、私に掃除革命をもたらしたスピードクリーニング
https://nanten505.seesaa.net/article/201701article_3.html

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