2016年12月18日

仏教の悟りを現代風にアレンジ 「人生を楽しめ!」 大藪正哉

手元に置いておきたい、私の読むクスリ。 読むとちょっと元気になれる本です。 仏教の悟りを現代風にアレンジして説明してくれています。①楽しむ(見方を変えれば、なんでも楽しめる)②行ずる(楽しくなるトレーニング)③感動する(人生を変えるキーポイント)のカンドコロを綴っています。著者の方は筑波大学名誉教授 曹洞宗天徳院住職と堅苦しい肩書の方ですが、文章の語り口は優しく、楽しく、自虐的なユーモアもあり、面白いです。  残念ながらアマゾンでは中古の取り扱いしかない模様。 こんなにいい本なのに。

目次より

 1章 楽しむ(見方を変えれば、なんでも楽しめる)
見方を変える出発点/絶対的な基準はない/無駄こそ大切/60%主義のすすめ/楽しみもほどよい加減/苦しみは人生のスパイス/子育てを楽しむ/もっと食事を大切に/忘れることも楽しい/安心してぐっすり眠るために/人生、迷惑をかけている/人生のそろばん勘定は/形に表してこそ気持ち/お金持ちになる方法

 2章 行ずる(楽しくなるトレーニング)

からだと心に柔らかさを/椅子の上の簡単座禅/大きな息を吐こう/土下座で穏やかな心を/歩くことが人間の基本/考え方をすこーし変える行/家庭でこそにっこり/いのちを守るトレーニング/面倒くささに勝つ/もっと楽しむために

 3章 感動する(人生を変えるキーポイント)

なんともないはありがたい/自分のからだにありがとう/我が家のみんなに感謝/いろんな方に会える嬉しさ/よい友を得るために/今を満足する/奉仕できることの喜び/責任があることに感謝/ご先祖様に感謝する/お墓参りが大事な理由/水に感謝するトレーニング


この記事を書くために読み返しました。 心に留まったのが二つ。

 思い出したのが、「歩くことは人間の基本」 人間、歩いてナンボ。歩かなきゃ体も心も健康でいられないような体のしくみなんです。人間は太古から何万年と歩き続けてきたのだから。

  私は最近買い物くらいしか歩いてないなあ、と。もともとウォーキングは大好きだったのですが、紫外線を浴びるのがイヤ。 息子の野球の付き添いで休日は紫外線三昧だから。 そうすると早朝か夜に歩くしかない。 田舎なので夜は真っ暗。 主婦なので夕方は無理。 ということで、ウォーキングから遠ざかっています。 野球のオフシーズンに入ったし、ちょこっと歩いてみようかな。 新潟市だから雪道だけど、紫外線はあまりないはず。 眠りが浅いのでよく眠れるかもしれません。

 第三章の中のいろんな方に会える嬉しさの中に、

お付き合いの中身を考えてみれば、知人・友人は①いい人②とってもいい人③自分の人生にとって宝物のような人に分類されます。まあ、④あまり気に入らない人⑤あまりお付き合いしたくない人もいるんですが。

③宝物のような人から見る自分自身も、せめて②か③に分類していただくためには、感謝と奉仕と尊敬の気持ちを持つ努力が必要。と著者はおっしゃっています。 まったくもってその通り。 最近努力してるかなあ?と自問自答しました。


過去記事です。 自己啓発系の本↓ 町工場職人の珠玉の言葉たち
https://nanten505.seesaa.net/article/201611article_8.html



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ラベル:生活
posted by ひろん at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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