2016年10月06日

はじめまして

 こんにちは。ひろんと申します。中学生1男子の母です。50代です。  最近人の名前が出てこなかったり、物忘れがあったりな日々なので、脳を活性化したくてブログを書くことにしました。 

 このブログはアラフィフかあさんの読書日記です。 私の人生を変えてくれた本たちを紹介していきます。

 読書は私にとって知恵の宝庫。時間を忘れて熱中できる幸せな時間です。 読書好きな人には、読んでよかったな、と思ってもらえ、 本をあまり読まない人には、一人でも多くの方に読書の楽しみを知ってもらえるようなブログにできたらな。と思います。

 ブログ初心者のため、わからないことがたくさんありますが、本当に一から勉強します。 時間はかかってもコツコツ続けていきたいです。


 私の人生を変えてくれた本の第一位、「黄昏のロンドンから」 木村治美 著

 1970年代後半に大学教師の夫に同行してロンドンに滞在した木村治美さんのエッセイです。本人も英文学の大学教師。ただし、主婦の立場を前面に押し出している、主婦目線で見たロンドン生活記、といった印象の本。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作です。

 私が高校生の時に出会った、エッセイ好きになった原点の本。当時私はヨーロッパの歴史ものの少女漫画にどっぶりハマッていて、ヨーロッパへの憧れが高じていたので、タイトルのロンドンに惹かれて手に取ったものです。

 出版された当時の事情を考えると、ヨーロッパの先進国に居住する難しさと憧れが、現在の何倍も大変だった、苦労の濃密さを感じられます。異文化とのふれあい、驚き、泣き、笑いを交えたイギリスの細かな生活描写がとても面白い。女性の生き方、家族の絆、教育問題、社会問題をすくいあげ、多くの人の共感を得てきただろう作品です。きれいで柔らかな文章もすごく読みやすいです。

 この本を読んで、英語を使う仕事がしたい、ゆくゆくはヨーロッパへ行きたい。と高校生当時不得意だった英語をなんとか頑張って英文科がある短大に進学できました。そしてとある海運会社に就職し、15年勤めることができた、私の原点になった本です。

 同様に木村さんのエッセイで、 「ドゥソン通り21番地」 「静かに流れよテムズ川」もおすすめです。

 この本が私の中で一位なんですが、後にご紹介する本たちには順位はつけられていません。順不同でご紹介していきますね。



黄昏のロンドンから (1976年)
PHP研究所
木村 治美

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posted by ひろん at 13:23| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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